2014年9月に登場した8代目となるiPhone6を2016年から契約しちょうど3年目のタイミングでバッテリー交換を行いました。
その結果、ウェブ検索の動作もサクサクと動くようになり旧型ですがまだまだ活用できると確信しました。
じつはそう確信した理由はバッテリー交換の実施以外にも色々とメンテを行ったことも大きな理由です。
そこで今回ぼくが実施した旧型iPhoneのバッテリー交換とメンテの色々について解説してみます。
動作がモッサリしてきた古いアイフォンモデルを使いながら新型モデルに買い替えようか悩んでいる方の参考になればうれしいです。
旧型iPhone6がキビキビ動いたメンテのいろいろ
今回ぼくがアイフォン6に施したメンテでキビキビと動くようなった方法を紹介します。
- バッテリー交換
- 端末本体の初期化
- アプリの履歴を削除
新型iPhoneは現在では初代から数えて15代目となるiPhonexRが2018年9月に発売されハイスペック化が進んでいます。
最近のiPhoneはスペックも充実の機能でたかがスマホにこんなハイスペックが必要か?という疑問を抱きます。
アイフォンの機能は利用したいけど実際そこまでのハイスペックは必要ではないというケースも多いのではないでしょうか?
そこで古くなってきたアイフォーンでもしっかりとメンテさえ加えてやれば高額な新型端末に機種変更することなくiPhone6でも十分に活用することが可能です。
この方法を試していただければ高額なハイスペックモデルに機種変更することなく旧機種をバリバリ使いこなせます。
それではそれぞれの詳しい内容を説明します。
iPhoneのバッテリーの交換
2018年にアップルが案内したバッテリー交換プログラムを利用して正規の料金よりおよそ半額の価格でバッテリーを交換しました。
さてこのバッテリー交換で交換前と比べて気のせいかモッサリしていたウェブ検索がサクサク動きます。
そんな気がするだけかな?とも思いましたが、やっぱり体感的に早くなってます。
数値として提示したいのですが、方法が分かりません。
ですのでバッテリー交換によってサクサク動くようになる可能性として聞きとどめていただければと思います。
しかしこのバッテリー交換のデメリットと注意点も存在しますので準備せずに行うと痛い目に会う可能性もあるでしょう。
ではバッテリー交換に伴う注意点を書き出しておきます。
- バッテリー交換後アプリデータが消えるかもしれない。
- バッテリーの交換前に写真や音楽データ、ファイルなどをクラウドストレージに移行しておく必要がある。
- iClud(アイクラウド)でバックアップを忘れずにとっておく。
- iPhoneを探すをオフにしておく。
ぼくはアップルの正規サービスプロバイダの【カメラのキタムラ】にてバッテリー交換を受けた際に注意としてアプリデータが消去するかもしれないという可能性を伝えられました。
スタッフさんから動作トラブルの可能性もあり誓約書にサインします。
けれど全く問題なく交換前と変わらない状態でバッテリー交換が完了しひと安心です。
こうした問題に対応するために事前にiCloudで必ずバックアップをとっておく必要があります。
でもアイクラウドではミュージックアプリに保存している音楽データはバックアップをとることが出来ないのでPCに端末を接続しiTunesにバックアップしておきましょう。
写真やファイル関係はiCloudに保存が可能ですから、端末側の【設定】でiCloudに保存する設定しておけば改めてバックアップを取る必要はありません。
ぼくはアマゾンプライムのサービスのひとつプライムフォトにすべて写真を保存していますのでiCloudの容量を消費せずに済んでいます。
そしてバッテリー交換直前に忘れずに対応しておくことにiPhoneを探すの設定をオフにしておくことが挙げられます。
店舗でのスタッフさんからも確認がありますので交換前日に対応しておきましょう。
◇iPhoneを探す変更方法
変更方法は【設定】→【パスワードとアカウント】→【iCloud】→【iPhoneを探す】をタップしオンからオフに変更できます。
その他の注意事項としては画面保護のためにガラスフィルムが貼ってあれば剥がしておく必要があります。
パスコードもリセットされてしまうのでバッテリー交換後に希望のパスコードナンバーに再設定する必要があります。
◇パスコード設定方法
【設定】→【Touch IDとパスコード】の順にタップしパスコードを再設定します。
2年以上使用した端末はバッテリーの性能も落ちてきますのでこのタイミングで新型iPhoneに機種変更を検討するケースも多いかもしれません。
必要以上のスペックが必要でなければ型落ちモデルで十分ですのでバッテリーの交換コストが発生しても費用対効果で比較しても機種変更よりコスパは優れていると考えてます。
もちろんバッテリーの持ちは良くなり端末で確認しても最大容量は100%の新品状態で大満足です。
iOSの最新ソフトウェアに旧型アイフォーンがいつまでサポートされるのか分かりませんがこのバッテリー交換で少なくとも2年は継続して利用できることになります。
iPhoneの初期化
バッテリー交換でウェブ検索スピードがアップし気持ちを良くしたぼくはもしかしたら初期化することでさらに快適になるのではと考えました。
初期化することに少しの不安とためらいはありましたがiCloudでバックアップを取っているワケですし問題はないはずです。
そこで思い切ってやってみることにしました。
結果はストレージの容量も最適化され余裕容量が生まれました。
初期化の実行前が容量使用済みが10.3ギガバイトだったのに対し初期化実行後は8.2ギガバイトに整理されました。
スクリーンショットでの実際の状況を確認してみましょう。

画像をチェックしていただくと容量が変化していることがお分かりいただけます。
初期化の変更前後にアプリの削除などは行っていませんので同じ条件での容量の変化です。
端末を初期化してストレージ容量が増えた理由はアプリのダウンロードや削除を繰り返したなかで不要なデータが残った状態になっていたものが初期化によって一掃できたのではないかと推測しています。
この行為によって最大容量16ギガ中、10ギガほどを消費していたストレージに2ギガの余裕容量が生まれうれしいかぎりです。
◇iPhoneの初期化方法
初期化のまえにくれぐれもバックアップが完了しているか確認してください。
もしiCloudにバックアップが取れてなかったらアプリや電話帳のデータなどがすべて消えてしまいます。
できればアップルIDのアカウント登録情報なども手書きのメモ帳などに書き残しておきましょう。
その際に書き残す内容はアップルIDに利用しているメールアドレスとパスワードになります。
以上の準備が整ったらアイフォーンの【設定】→【一般】→【リセット】の順にタップして進みすべてのコンテンツと設定を消去をタップし完了です。
初期化が完了すると自動的にリンゴマークが立ち上がりますので画面に従ってアップルIDのアカウントを入力しiCloudから以前の端末情報に戻すことが可能になります。
アプリの履歴をこまめに削除
端末をリセットし初期化状態に戻しても日々の検索でアプリに履歴がどんどんとたまっていきます。
意外と見過ごしがちですが、この履歴データがアプリによっては容量を圧迫し消費していますので定期的に履歴を削除しています。
バッテリーの交換の章で掲載したスクリーンショットの画像のなかでそれぞれのアプリが使用している容量の数値が確認できます。
履歴を削除することでこの容量を下げることになります。
youtubeアプリの履歴削除方法
youtubeならアプリを開いた画面の右上のアカウントアイコンをタップすると履歴削除が可能になりますので説明します。
【右上アカウントアイコン】→【設定】→【履歴とプライバシー】の順に進むと再生履歴・検索履歴の削除が可能です。
ユーチューブを頻繁に開いてギターレッスンの動画などをよく観るぼくは履歴で容量が本当にすぐたまっていくので履歴の一時停止の設定にしています。
こうしておけば履歴データがストレージ容量を圧迫することはありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
少々手間とコストは発生しますが、最新のiPhoneに買い替えるほどでもないけれどモッサリしてきた動きが気になってきたのであれば試しておきたい方法だと思います。
アイフォーン端末のリセットとアプリの履歴データの削除についてはたとえ最新端末でも定期的に行っておくことでキビキビと動作させることにつながります。
ぜひお試しいただければと思います。
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