竹原ピストルが人々を魅了する理由と昭和の関係

​新作アルバムをリリースし、
アコギ1本で弾き語りスタイルを貫く
シンガーソングライターの竹原ピストルさん。

竹原ピストルさんの魅力にどっぷりと浸かる

ドキュメンタリーのテレビ番組でも
竹原ピストルさんは取り上げられ
彼の歌声と歌詞が織りなす音楽ライブは
その世界観に圧倒され絶賛するに芸能人も多く存在。

その竹原ピストルさんはライブ演奏で
Tシャツ姿にバンダナを頭に巻きつけて
全力で歌う姿が聴く者の魂を揺さぶる。

演奏に使用するヤマハのフォークギターは
サウンドホールの前にマイクを立て
かき鳴らしたギターの音を拾う。

きっと生音を大事にしようとする
演奏者のこだわりの表れだろう思う。

そんなアナログさと泥臭さ溢れる雰囲気を持つ竹原ピストルさんが
多くの人を魅了し惹きつける理由はどんなところにあるのだろうか?

竹原ピストルが人を惹きつける理由とは?

竹原ピストルさんの持つキャラクターと
演奏する音楽の世界に心打たれる理由と魅力探ってみることにした。

分析その1:
熱いメッセージの歌詞とお茶目なキャラクターのギャップ

ストレートで熱い歌詞はまさに観るもの聴く者の
心をわし摑みにしてしまう迫力を持っている。

この熱い歌詞は冷静に考えると
歌い手からみると歌えそうでなかなか
歌えない歌詞ではないでしょうか?

熱くてストレート過ぎる歌詞は
下手すると聴き手の立場からは
むさ苦しくもあり、押し付けがましいと感じる。

でも竹原ピストルさんが歌うと
そういったイヤミに感じることはいっさいなく
その歌詞をスンナリと自然に受け止められる。

熱い歌詞を抵抗なく受け止められる理由は
もしかしたら竹原ピストルさんの
キャラクターにも秘密があると考えた。

これがもしジャニーズの男前で名高い
木村拓也さんだったらどうだろう?

同じ曲、同じ歌詞を歌っても
竹原ピストルさんとは違う
かなり違った印象になるのでないだろうか。

別段、木村拓也さんを批判する気は
毛頭ありません。

しかしもしかしたらあまりにも
整った美男子や男前すぎる男性が熱くてストレートな歌詞を歌えば
クサい感じになったりイヤミに受け取られるのでは?

そこへいくと竹原ピストルさんは
良い意味であまり整ったお顔立ちではなく
親近感を持たせる印象のお顔。

出で立ちも熱いメッセージを彷彿とさせるように
顔にお髭も蓄えておられる。

こうしたむさっくるしい雰囲気を
チャラにしてまるでなかったかような
竹原ピストルさんのキャラクターは
親しみやすい和やかなお人柄。

テレビ番組に出演される竹原さんは
お茶目とも言っても良いほどの雰囲気を
持っておられる。

おそらくこのお茶目な雰囲気と
武骨な見た目のギャップが
本当ならクサい、ウザいともとられかねない
熱い曲調と歌詞をさらに引き立てるのではいかと思う。

分析その2
竹原ピストルさん自身の生き方を投影した歌詞の強み

ドキュメンタリーの番組で紹介されていたので
ご存知のかたも多いと思うが竹原さんは学生時代に
ボクシングに取り組んでいた。

チャンピオンを目指し取組んだそのボクシングで
挫折を経験し音楽でメジャーデビューを果たすも解散。

その解散後、音楽の道をソロとして再起を
果たす方法がドサ回りと呼んでいる
全国のライブハウスをめぐる音楽活動。

竹原ピストルさんの何かを目指し続ける
こうした生き方が歌詞となりメッセージとなり
人の心を打つ作品になっている背景を作っているのでは
ないだろうか?

分析その3
人々は竹原ピストルさんを通してウェットで人間臭い昭和を求めている

竹原ピストルさんのこれまでの生き方は
チャンピオンを目指すボクサーと成功を夢見るミュージシャン。

そして現在はアコギで弾き語るスタイルで演奏するミュージシャンの姿は
まるで昭和の泥臭いフォークシンガーを彷彿させる。

魅了される人々はこのドライでデジタルな現代で
竹原ピストルを通して昭和の時代を感じているのではないか?

クサくて熱いメッセージも泥臭い雰囲気も
昭和にあった辛気臭い全てを歌詞にブチ込む竹原さんを通して
昭和を過ごした人にとっては何かを目指していた
若い頃の自分に投影しているのかもしれない。

いっぽう昭和を知らない若い世代の若者にとっては
ソフトで恋愛を歌ったフニャフニャの音楽が多いなか竹原さんの
泥臭いメッセージは完全に新しいものとして捉えられ心を奪われたのではと思う。

竹原ピストルさんは何故人の心を打つのか?

結論をまとめると竹原さんの人柄と耳学問ではない
自分が実践している生き方が投影された
いわば自分自身に対してのメッセージを
自分で歌っている姿勢にみんなが共感していることが
竹原さんの魅力の本質と結論づけたい。
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オートバイ事故で脊髄損傷の障害を負うことになり車いす生活を送っています。 車いすの生活は2020年現在で34年目を迎えました。 このブログはぼくの車いす人生のなかで全力で取り組んできた経験や出来事をまとめています。 どうぞよろしくお願いいたします。 プロフィールページで触れていますがぼくはギターや音楽にも長年親しんできました。 ゴリゴリの昭和世代のためにいまでもレコードプレーヤーで音楽を聴いていますが音楽関連のガジェットにも興味があり気にいったアイテムをブログでレビューしています。 30年間の脊損人生でチャレンジしてきたことをこのブログでお伝えできればと思っています。 >>>プロフィールはこちら