ウェアラブルネックスピーカーというアイテムが気になり購入いたしました。
でも大手企業の人気ウェアラブルネックスピーカーはやや高価な物です。
そこでアマゾンのタイムセールで2000円を切る価格で購入できる端末を発見し思わず「ポチリ」としてしまったというワケです。
さてこの激安価格?のウェアラブルネックスピーカーのポテンシャルは使ってみると意外と悪くない印象です。
もちろん大手オーディオメーカーが販売する人気ネックスピーカーと比較すれば音質や機能面で劣る点はあります。
しかし低価格なだけにイヌの散歩やランニングにと気軽に屋外に持ち出せるウェアラブルネックスピーカーはあると便利なアイテムです。
便利な機能は音楽を聴くだけではありません。
iPhone(スマホ)とブルートゥースで連携しておけば着信をネックスピーカー側で電話応答することができる多機能なアイテムです。
では、そんな安さと手軽さが魅力のウェアラブルスネックスピーカーの性能と使い心地をお伝えいたします。
ウェアラブルとは?
まずはウェアラブルという意味について調べてみますとつぎのような説明になります。
英語で身に着けるという意味から「wearable」とネーミングされているウェアラブル機器は例えばアップルウオッチに代表される従来の腕時計のように腕や手首に装着し利用します。
アップルウオッチはアイフォーンと連携させることで電話着信と通話機能、SNSの通知・メッセージの送受信をスマホを手に取らずに対応することが可能です。
さらに体温や脈拍、血圧などいわゆる「バイタル」と呼ばれる記録や歩数計やエクササイズなどの運動量を知ることができるようになっています。
これらのウェアラブルウオッチをカテゴリーで分類するとApple Watch Seriesが代表格のスマートウオッチと呼ばれる端末と健康状態を可視化する活動量計タイプに分かれています。
しかしそれぞれの機能をよくよく観察しているとスマートウオッチタイプでも活動量を測定していますのでそれほど機能の差はない印象です。
このようなウェアラブル端末の種類はメガネ型のスマートグラスタイプ・ヘッドマウントディスプレイタイプ・フィットネスウェアラブルといわれる衣料型などが存在します。
ウェアラブルマーケットのニュースではアメリカラスベガスで開催された家電見本市で速度や歩幅、距離を測定するスマートシューズが発表され話題になりました。
日本投資銀行が伝えるウェアラブルデバイスの今後の動向としては労働環境への導入や医療・介護領域への導入、ペット産業など市場が拡大する可能性があるとしています。
今後のウェアラブル端末の動向を伝える日本投資銀行の資料はこちら
ウェアラブルネックスピーカーとは?
ウェアラブルネックスピーカーは文字通り首にスピーカー端末を装着しワイヤレスで映画の音声や音楽を楽しむことができるものです。
首元から音源を聴くことができるので、小さな音量でビデオ作品や音楽を楽しむことが可能です。
いまウェアラブルネックスピーカーで人気なのはソニーから発売されているSRS-WS1が評判が良好で、製造が間に合わないと言われているウェアラブルネックスピーカーとして話題になっています。
[amazonjs asin=”B075K7Y6GH” locale=”JP” title=”ソニー SONY ウェアラブルネックスピーカー テレビ/映画/ゲーム用スピーカー 音連動バイブレーション機能付き 2017年モデル SRS-WS1″]ヘッドフォンなどのように耳に装着せずに音声を聴くことができるので、長時間付けていてもストレスなく映画や音楽を満喫することができます。
ウェアラブルネックスピーカーは現在、有名音響メーカーを中心に色々と発売されています。
なかでもソニー以外からもオーディオ製品を手掛けるメーカーのボーズ(BOSE)やJBLなど高品質なネックスピーカーが発売されています。
[amazonjs asin=”B079T2X2D7″ locale=”JP” title=”Bose SoundWear Companion speaker ウェアラブルネックスピーカー”] [amazonjs asin=”B07BZ77FJN” locale=”JP” title=”JBL SoundGear BTA ウェアラブル ネックスピーカー ワイヤレスオーディオトランスミッター付き Bluetooth/apt-X対応/31mm径スピーカー4基搭載 ブラック JBLSOUNDGEARBABLK 【国内正規品/メーカー1年保証付き】”]ただ人気のソニーSRS-WS1や、BOSE・JBLのネックスピーカーは、やはり価格がそれなりにしますので「ちょっと高いかな・・・」という印象を持ちます。
そこで2000円ほどの手軽な価格で試せる無名メーカーのネックスピーカーの出番です。
アマゾンで購入した2000円代のウェアラブルネックスピーカー
こちらがその商品です。
発送元は中国からでしたので、注文してから自宅に届くまで約3週間ほどかかりました。
同じようなネックスピーカーが違う出品者から販売され価格もまちまちです。
ぼくはその中からほぼ最安値で販売しているCoidWhiteという出品者からタイムセールで1896円で購入しました。
ちなみに届いた箱はボコボコに凹んでいましたが本体に問題はありませんでした。
こちらのウェアラブルスピーカーは商品名も型番もなくどう呼べばよいのか分かりません。
本体外観はまるでJBLのウェアラブルネックスピーカー「サウンドギヤー(SOUNDGEAR)」にそっくりです。
とりあえず暫定的に今回購入したウェアラブルネックスピーカーを「JBLモドキ」と呼ぶことにします。
今回は「赤」を選びましたが、届いた実機はスマホの画面で確認した色味と大差なく鮮やかな赤色です。
中華製の商品を注文したときにありがちな、違う色の商品が届いたというトラブルはなくまずは安心です。
しかしひとつ問題がありました。
箱の中身が本体のネックスピーカーだけが梱包されていてUSB充電ケーブルが入ってなかったのです。
特にケーブルの付属を確認してから購入手続きしたワケではなかったのでこんなものかなと思いましたが、一応販売ページの詳細をチェックしてみるとパッキングリストに充電ケーブル・AUXオーディオケーブル・取説の記載がありました。
残念ですが入れ忘れがあったようです。
でもよくあることです。
昔アルバイトで勤めていたファーストフードで紙ナプキンを入れ忘れたこともある僕です。
要は動けばいいのです。
USBの充電ケーブルは自宅にゴロゴロしていますからいくらでも代用はできるのでまあオーケーとしましょう。
購入したウェアラブルスピーカーのレビュー
JBLモドキのウェアラブルネックスピーカーはブルートゥースでスマホなどのデバイスとワイヤレス接続が可能です。
本体にはAUXケーブルで接続できるミニプラグ挿入端子とTFカードの挿入スロットが装備されています。
さらに充電用意外のUSB端子が搭載されていますからライトニング端子を経由してiPhoneと接続しituneの音楽を聴くことができます。
このJBLもどきでストレスなく音楽を聴きたい場合はアイフォーン(iPhone)やiPadからブルートゥース接続するのがやはり使い勝手がよい方法です。
ですがブルートゥース(Bluetooth)の接続はスマホ側のバッテリーを消費することにもなりますので音源ソースの選択ができるようにTFカード(SDカードの小型版)で対応できるようにしているのはさすがだと思いました。
TFカードでの音源フォーマットはMP3・WAV・WMAに対応しています。
本体はUSB端子からの充電によって使うことができます。
重量は約350gとなっていますが、意外にも本家「JBLサウンドギヤー」が約370gの重さの仕上がりです。
本家よりも20グラム軽い造りになっているのが「モドキくん」が一番威張れる点かもしれません。
僕が購入したネックスピーカーはこちら
[amazonjs asin=”B07GSP7TBD” locale=”JP” title=”ワイヤレスBluetoothスピーカー ウェアラブル ネックスピーカーBluetooth 音楽MP3プレーヤ ステレオサラウンドスポーツスピーカー 超軽量ポータブル 音楽再生 ブルートゥース4.1+ESR”]
JBLモドキウェアラブルネックスピーカーのサウンドの印象
さてサウンドの評価としては個人的にはそれほど悪い印象はありません。
しかしすごく高音質サウンドかというと、残念ながらそうではありません。
でも一応ステレオスピーカーで音の分離が楽しめるので2000円台の価格にしては良く出来てると思います。
ちょっとした散歩などイヤホン・ヘッドフォンで聴くのはストレスがあって嫌だという程度で使うにはちょうど良い感じです。
ブルートゥース機能が搭載されたパソコンやアイフォンであれば音楽やユーチューブ(youtube)などの動画を楽しむことが可能です。
スマホだったらベッドでゴロゴロしながら映画やビデオを楽しむような使い方ができるでしょう。
ただし、液晶テレビとワイヤレス接続したい場合には別途、ブルートゥース送受信レシーバーが必要になります。
[amazonjs asin=”B01KT2KMWE” locale=”JP” title=”aptX-LL対応 光デジタル接続可 送信受信両用 TaoTronics Bluetooth トランスミッター & レシーバー (15時間連続運転 二台同時接続可) AUX、RCA、光デジタル接続対応 高音質 低遅延 TT-BA09″]もちろん本家のJBLウェアラブルネックススピーカーあるいは人気のソニーSRS-WS1であればワイヤレス送信機が付属しますからスグにテレビと接続できます。
ブルートゥース接続のウェアラブルネックスピーカーの使い方
「まずはペアリング」
使い方はまず音源を流す側のスマホやタブレットのブルートゥースをオンにします。
つぎにモドキJBLくんの本体横の電源スイッチを長押しすると起動時に設定される音声が流れます。
デバイスとの接続が成功する事を知らせる音声が流れます。
ダメならネックスピーカー本体の電源をもう一度入れ直すと良いです。
この作業でデバイス側とネックスピーカーとのペアリング接続は完了です。
音量の調整や操作など
音量はスマホなどのデバイス側で行います。
ミュートスイッチがありますのでスグに音を消したい場合はこのボタンを押すことで対応できます。
もう一度スイッチを押せば音楽が流れます。
曲の選択
現在再生中の曲を飛ばしたい場合や戻る時には一曲単位で移動する事ができます。
電話の着信応答
ブルートゥース接続しておけば、カバンやポケットからアイフォーンを取り出さなくても通話することができます。
着信が入るとネックスピーカー側に定番的な着信音が流れます。
ミュートスイッチで使ったボタンを押すと通話が始まります。
フリーハンドで通話出来るのでクルマの運転が多い営業職の方は十分活用するのではないでしょうか。
通話を終えるときはミュートスイッチを再び押すだけです。
激安ウェアラブルネックスピーカーのメリットとデメリット
モドキくんネックスピーカーのデメリット
iMacでブルートゥース接続し音楽を聴こうとするとブチブチとノイズが入り接続が安定しません。
やっぱ中華製だしモドキだし値段も安いからこんなもんかな?
と思いました。
けれど原因がありました。
iMacで使っているマジックマウスやキーボードもブルートゥース接続しているのでそれらの電波が干渉しノイズが入っていたのです。
もちろんマウスとキーボードの接続をオフにするとモドキネックスピーカーのサウンドは鮮明になりました。
なので複数のブルートゥース接続の機器がある環境では使いづらい印象です。
でもauxオーディオケーブル接続の使用で回避できるので対応は可能です。
肩に本体端末が乗っかるストレス
耳にイヤホンを突っ込む必要がないネックスピーカーのデメリットは肩にプラスチックで仕上がった端末が肩に乗るので鬱陶しいと思えなくはありません。
慣れればそれほど「付けてる感」はありませんが、自分には「合わない」と感じる場合もあるかと思います。
さらにネックスピーカー自体が重くはないにしても「それなりの」固形感はあるので、ジョギングなどのユッサユッサする動作で装着すると上下にスピーカーが動くことが想定されます。
ぼくは車いすの身の上なので残念ながらジョギングでの使用感は評価できないので申し訳ないですが、おそらくこんな問題は発生するかと思います。
でもパッケージや販売ページにもランニングしてるおねーさんの写真が掲載されてますから「意外と」イケるのかもしれないです。
車いすをフツーに漕いで(走らせて)の使用感は全く問題ありません。
よかったらおじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントしてあげてください。
メリット
僕の生活環境で感じるメリットを伝えます。
犬の散歩の時にあると便利
朝と夕方に二回、飼ってる柴犬のお散歩に行きますが単調になりがちなワンコの散歩にウェアラブルネックスピーカーでスパイスを加えることができます。
もちろんヘッドフォンでも音楽を聴くことは可能です。
けれどヘッドフォンだと背後から来る自転車や車の音が聞こえないです。
最近は無茶苦茶な運転の自転車やバイク、自動車の存在があるので周りの音を遮断するヘッドフォンなんて危なくて使ってられません。
車椅子で住宅街の狭い路地を飼い犬と散歩していると、大通りの渋滞を迂回し家路を急ぐクルマが正気か?というスピードで突っ込んできます。
いちどナンバーを控えて警察に通報してやろうかと考えています。
まあこんな道路事情とストレスに苦しむ闇だらけの現代社会です。
もしもの危険回避のためにも、もしヘッドフォンを使う必要がなければネックスピーカーは外部情報を遮断しないメリットがあるかと思います。
ネックスピーカーならボリュームを抑えた音量でも音楽を楽しめますし、周りの音を遮断することはなく音楽を聴きながらのお散歩が可能です。
安いので屋外に持ち出しても平気
もし万一犬の散歩中にポロッとドブ川に落としてしまっても激安価格ですからまた買い直せば良いだけです。
二万円を超える高級ネックスピーカーを付けて犬の散歩になんて危なくて出かけられません。
先程伝えましたが運転中に電話対応しなければならない時はネックスピーカーを持っておけば着信応答が可能になります。
毎日のウォーキングが日課ならこのネックスピーカーは重宝すると思います。
中華製ネックスピーカーのまとめとコスパ評価
いかがでしょうか?
2000円台で手に入るネックスピーカーとしては音楽を聴くだけでなく外出時にも持ちだせる手軽さでランニングやウォーキングなどの楽しみを拡大させる機能を考えるとコスパは抜群です。
ぼくの場合、こりゃ便利と思うのはお嫁ちゃんがテレビをつけてブルーレイが何かの映画を観ている横で自分は音楽を聴きたいときでした。
普通にテレビの音声を流してる横でパソコンのスピーカーから音楽を聴きのはちょっと無理があります。
(ぼくは優しいからテレビを消せ!なんて言ったりしない)
ヘッドフォンは耳が痛いからずっと聴いていられません。
そんか場合にモドキJBLネックスピーカーくんの登場です。
少しの音量で充分に音楽が楽しめますし、テレビの音声を邪魔することはありません。
あとは義務になりがちな犬の散歩が音楽がある事で楽しくなります。
(ぼくは愛犬家なので可愛がってる柴犬との散歩が義務だと一度足りとも感じたことは無い。)
この程度の必要性でまさか二万円以上もする本格ウェアラブルネックスピーカーなんてもったいないですから無名メーカー中華製のネックスピーカーで充分に事足ります。
ぜひあなたにもネックスピーカーを首から下げてイヌとのお散歩を楽しんでいただきたいと思います。
ぼくが購入したネックスピーカーは赤・黒・グレーの三色から選べます!
[amazonjs asin=”B07GSNCR9D” locale=”JP” title=”Bluetooth スピーカー 高音質 Speaker ウェアラブル ネックスピーカーBluetooth 音楽MP3プレーヤ ステレオサラウンドスポーツスピーカー 超軽量ポータブル 音楽再生 ブルートゥース4.1+ESR”]
コメントを残す