この記事では実際にビッグローブモバイルとマイネオのSIMカードを実際に契約し使ってみて分かった特徴と通信スペックの違いをまとめています。
マイネオについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
【関連記事】【マイネオ 】通信速度とメリット・デメリットを評価!実際に使って見た印象を徹底レビュー!
ではこれより本題です。
ぼくはビッグローブモバイルのSIMカードをスマホの月額料金を節約する方法として役立ててきました。
おおむねビッグローブモバイルの格安シムは満足できる通信速度とスペックで利用できていましたので、特に不満を感じていませんでした。
マイネオの機能を知るまでは…
マイネオはビッグローブモバイルと同じMVNO通信会社として、人気のある格安SIMサービスの一つです。
この「マイネオ」の格安シムを契約し自宅のネット環境を構築できないかと考え、実験的な利用を始めたことがビッグローブがイマイチだと思うキッカケになりました。
つまり最初からビッグローブモバイルからマイネオに乗り換えることがそもそもの目的ではなかったのです。
しかし実際にマイネオを使ってみるとビッグローブモバイルにはない機能とサービスがあり格安シムとして使い勝手の良いものであることが分かります。
結果的にビッグローブモバイルの機能と通信スペックをマイネオと比較しビッグローブモバイルは解約することにしました。
そこで今回は格安SIMの契約を検討される場合の情報として、ビッグローブモバイルとマイネオの機能や特徴の違いなどをお伝えしたいと思います。
ではよろしくお願いいたします。
ビッグローブモバイルの契約を検討されている場合は下記に紹介する関連記事でネットワーク設定(APN)や、メリットについて解説していますので参考にしていただければと思います。
【関連記事】こちらの記事でビッグローブモバイルの詳細をまとめています!
>>>ビッグローブモバイルのプロファイル設定方法|格安SIMを使えばこんなに携帯料金が安くなります。
ビッグローブモバイルのSIMカードを使ったぼくの使用環境
参考までにぼくが契約していたビッグローブモバイルの使用環境を説明します。
このような契約プランでアイフォン5の通信コストを安くすることに役立ててきました。
この方法なら格安シム一つの契約で外出時にノートPCやiPadなど複数のデバイスをネット接続できますので通信費としてはコスパ抜群です。
もちろんアイフォーンの通話回線契約も必要なので別途に大手携帯ショップに基本料金が発生します。
つまりスマホにはパケットプランを付けずに基本料金だけの契約にしていて月額料金はSIMカードの代金と合わせて約2000円ほどに抑えていました。
(端末代金は含んでいません)
いささか複雑なやり方かもしれませんが、格安シムのネットと通話がセットになった契約プランより少し高いくらいの月額料金でiPhoneを使っている状態です。
もちろんこんなややっこしい契約はおすすめできるものではありません。
フツーにビッグローブモバイルで通話機能付の3ギガを契約すれば月額料金を¥1,600に収めることが可能です。
この金額に格安スマホの本体価格をプラスしても3000円台ぐらいに収めることは充分可能ですからビッグローブモバイルはコスパ抜群と言って良いでしょう。
現在ビッグローブモバイルでは通常なら3ギガプランの月額¥1,600の契約が半年間¥400という魅力的なキャンペーン展開中ですからかなりのお得感がある条件で契約できます。
残念ながらこのキャンペーンはぼくが契約したタイミングでは展開がなく恩恵はありませんでした。
けれども、そんなキャンペーンのメリットは無くても月額料金1000円程度で活用できるビッグローブモバイルの通信状態には不満もなく快適に利用していました。
しかし・・・マイネオの特徴を知ることでビッグローブモバイルの印象がガラリと変わってしまいます。
ビッグローブモバイルとマイネオの比較評価
快適にスマホのネット接続に使っていたビッグローブモバイルでしたが、個人的な興味からマイネオをテスト運用したことがキッカケで途端にビッグローブモバイルが物足りなくなってしまいます。
【関連記事】格安SIMのデーター通信プランで構築するネット環境!ワイマックス製ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」を使った導入実験の結果!
(上記の関連記事ではマイネオの他にUQモバイルの格安SIMも契約しネット環境の実験を行っています。)
関西電力グループのケイ・オプティコムが運営する格安シムサービス「マイネオ」を使ってみると使い切れなかったデータ容量を翌月に繰越す機能などがあり、ユーザーにとっては嬉しいサービスが満載です。
つまりマイネオで提供されているサービスがビッグローブモバイルに存在しないものが多く、印象を大きく変えることになります。
下記にマイネオの機能と特徴をまとめます。
簡単にマイネオの特徴とメリットを説明しておきます。
データー容量の繰り越し
パケット容量の繰り越し機能は使い切れなかった容量を翌月に持ち越すことができます。
このデーター容量持ち越し機能があるおかげで3ギガコースの契約でも月初めには6ギガ分のデーター通信が可能になります。
ビッグローブモバイルの繰り越し対応と見解
マイネオに対してビッグローブモバイルも公式サイトでデータ繰り越しができると説明していますが、実際には繰り越しになっていません!
こちらのページでデータ容量の繰り越しについて説明を読むことができます。
月内で使いきれなかった「BIGLOBEモバイル」の高速データ通信容量は?
説明内容では繰り越しが可能とありますが、じっくりと読んでみるとマイネオと同じ条件ではないことが分かります。
つまり翌月に変わり契約分のデータ容量に復帰するだけです。
本当の繰り越しなら6ギガの容量プランを契約中、3ギガを消費したとして本来の繰り越しであればでは翌月に9ギガとなります。
しかし、あくまで契約プランの上限の範囲でしか対応しないとビッグローブモバイル公式ページに明言があります。
これでは繰り越しにはなっていません。
一方のマイネオでは契約容量を超えて繰り越しができますので3ギガ契約であれば最大6ギガとなります。
マイネオスイッチ
マイネオスイッチを上手に活用すればデーター容量を消費させずにスマホを待機状態にすることができる便利な機能です。
ウェブページを開いて検索したい時は通常の高速通信モードで快適なスピードでスマホを利用し、仕事中や長時間スマホを操作しないときは節約モードに切り替えておきます。
このような使い方でパケット容量を温存しておく事ができます。
フリータンク
フリータンクはマイネオユーザー同士でパケット容量を助け合う事ができる機能です。
余ったパケットをフリータンクへ移動させれば月末に消滅してしまうデーター容量を生かすことになります。
フリータンクに集められたデーター容量をマイネオユーザーが利用する仕組みです。
下記の関連記事にてマイネオを解説しています。
【マイネオ 】通信速度とメリット・デメリットを評価!実際に使って見た印象を徹底レビュー!
このようなマイネオの機能と特徴は少ないデータ容量契約でやりくりする格安シムのデメリットを補うことができるものだと分かります。
ビッグローブデータの通信速度
ビッグローブモバイルはマイネオに比べ機能面では大きく差を付けられている印象は否めません。
しかし通信速度で優っているとなればまた印象は違いますよね?
そこでビッグローブモバイル「ドコモプラン」のスピードテストを行いマイネオやUQモバイルと比較評価を行いました。
こちらの記事にて評価していますのでご覧ください。
【関連記事】「データSIM速度評価!」ビッグローブ・UQモバイル・マイネオ比較まとめ
この評価テストの結果、ネット速度でもマイネオに比べてビッグローブモバイルのDプランのスペックがイマイチであることが判明します。
さらに動画を視聴した状況での評価テストも行いました。
ビッグローブモバイルで動画視聴した場合の映像品質
画像はアマゾンプライムビデオから相武沙季さんが出演する僕のヤバイ妻をiMacに映し出した映像をキャプチャーしたものです。
非常に残念な状態です。
一方のマイネオではいかがでしょうか?
マイネオでの映像評価
同じアマゾンプライムからピックアップした「僕のヤバイ妻」のワンシーンをキャプチャーして見ましたがいかがでしょうか?
それほど悪い品質ではありません。
ビッグローブモバイルの解約方法
3年間の長きにわたる期間をコスパ抜群のネット環境に貢献してくれたビッグローブモバイル「ドコモプラン」でしたがマイネオとの評価の結果、残念ですが解約することにいたしました。
ビッグローブモバイルが示す通信スペックの問題はたしかに残念な結果でしたが、じつは容量に制限がある格安SIMの契約プランで動画を観る機会はそれほどありません。
なので動画の視聴品質の影響が解約を決める本質的な理由ではありません。
しかしデーター容量の繰り越し機能と節約モードへの切り替えができるマイネオは格安SIMとして魅力を感じます。
という事で三年間、通信コスト削減に貢献してくれたビッグローブモバイルは解約する結果になりました。
ビッグローブモバイルの解約手続き
インターネットから契約したビッグローブデータSIMでしたが解約は最終的には電話での受付です。
解約のお電話番号
解約手続きの対応時間は朝10時から夜7時までとなっています。
※お掛け間違えには注意してください。
この時に契約書類をお手元に用意しビッグローブIDが必要となりますのでご注意ください。
この手続きの流れのなかに解約後のSIMカードの処理に付いても窓口の担当者さまから説明があります。
SIMカードの処理について
基本的なSIMカードの扱いについては包装されていた台紙カードに解約後はカードの返却が必要との文言が書かれています。
ぼくが電話での解約手続きした内容ではお客様側での廃棄で問題無いとの説明でした。
ビッグローブモバイルのメリット
3年間利用し続けたユーザーのひとりとしてビッグローブモバイルのメリットを取り上げます。
au回線が利用できる
一般的になりつつある格安シムサービスは提供する事業者も増えてきた印象です。
しかしドコモ回線が利用できるMVNOサービスが充実している中で、au回線が利用できる格安SIMサービスはまだ限られています。
そのような環境でビッグローブモバイルがau回線プランを提供しているのはau端末のスマホを持つユーザーにとってはありがたい存在です。
ネットにつながらない?の通信障害がない
ビッグローブモバイルで3年間ドコモ回線を使ってきた印象から通信障害について説明します。
マイネオの口コミでは通信速度が遅いなど不評を目にすることがありますが、ビッグローブモバイルではそんな不具合はまったく感じません。
ある時、同じドコモ回線を使う格安SIMを契約している人と平日の12時ごろ昼食を取りながらネット接続する機会がありました。
するとぼくのビッグローブモバイルの回線は問題なくネット接続できたのに同席者さんが契約する格安SIMは全くネット接続できません。
このように同じドコモ回線を使う格安SIMでもいわゆるピークタイムにこれほどの差が発生することがあります。
動画をデータ容量無制限で楽しめるエンタメフリーオプション
スマホでユーチューブを楽しむ場合に気がかりになることは容量不足の問題です。
ちょっとだけ観るつもりが面白い動画がたくさん紹介される仕組みになっているのでついつい時間を忘れて観てしまいます。
気が付けばデーター容量が残り少なくなってしまった経験はないですか?
でもこの問題はエンタメフリーと呼ばれるオプションプランに加入することで解決できます。
オプションの月額料金はたったの¥480をプラスされるだけで容量無制限で動画を利用できます。
かなりお得は条件ではないでしょうか?
お得な価格で格安SIMをスタートできるキャンペーン展開中
現在ビッグローブモバイルでは月額料金が半年間、半額以下の料金となるキャンペーンが展開されています。
本来なら3000円ほど必要な初期費用も0円となっています。
この条件を3ギガプランの通話機能付きのシムカードで見積もりすると下記の金額になりました。
3ギガ通話シム月額料金 通常¥1,600→¥400(1200円値引き)
初期費用 通常¥3,394 →無料(SIMカード発行手数料394円を含む)
初期費用分と1200円値引き分を合計すると¥10,594のコストが浮くことになります。
まとめ
ビッグローブモバイルについて説明してきましたがいかがでしたか?
ぼくはドコモ回線プランを使ってきましたがウェブページをチェックする一般的な使い方では満足できるスペックでした。
しかし実用性を考えるとマイネオの方が格安SIMとしてパフォーマンスに優れていると感じます。
とは言えビッグローブモバイルは期間限定ではありますが初期費用無料と月額料金が半額以下になるキャンペーンで格安SIMをスタートできるメリットがあり魅力的です。
どちらがメリットになるのかはユーザーさんの利用環境によって変わることだと思います。
ぜひスマホの通信コスト削減に格安SIMを役立てみてはいかがでしょうか?
こちらの記事でビッグローブモバイルの詳細をまとめています!
>>>ビッグローブモバイルのプロファイル設定方法|格安SIMを使えばこんなに携帯料金が安くなります。
マイネオの詳細はこちらの記事で評価しています!
>>>【マイネオ 】通信速度とメリット・デメリットを評価!実際に使って見た印象を徹底レビュー!
コメントを残す