家族を養う働くお父さんやお母さんにとって月々の光熱費の支払いはアタマの痛い問題ではないでしょうか?
電気やガス料金以外にもスマホの月額料金や光回線料金などインターネットが普及してからは通信費を含めて固定費の支払いは膨らむ一方です。
そこで検討したい制度が電力自由化です。
ご存知のように電力自由化はいよいよ2016年から一般家庭でも電気会社の乗り換えが可能になりました。
節約も大切ですけれどやはり限界があります。
大手の有名企業が電気小売事業に参入してきていますので光熱費を改善したいと考えている消費者にとって節約以上のメリットを受けられるチャンスかもしれません。
そこで関西電力からの電気乗り換え先にアマゾンプライムの特典が付いてくると話題の大阪ガスに電気乗り換え先に定め検討した結果、過去の電気料金から試算し色々と見えてくるものがありシェアいたします。
関電「はぴeプラン」から大阪ガスさんへの電気契約をご検討されている方の参考となれば嬉しいです。
現状の関西電力の電気料金と使用料、料金体系など
現在僕が関電さまにて契約している電気料金プランはいわゆる「はぴe」プランです。
今回電気会社の乗り換えで関西電力さんが用意しているインターネットサービス「はぴeみる電」にログインして関電の電気料金をじっくりと確認して見ました。
だいたい電気使用料が少ない月で350kwぐらい。
多い場合で550kwの月があり、年間平均すると410kwの電気使用量です。
しかしこのはぴeプランの電気料金と体系が安いのかメリットがあるプランになっているのかよくは分かりません。
「はぴeプラン」での料金体系は季節と時間帯によって体系が作られているのが特徴です。
上記の表を書き出します。
・デイタイム(平日AM10:00~PM17:00)
夏季(7/1日~9/30日)1kWhあたり¥34.31
その他の期間 1kWhあたり¥31.19
・リビングタイム(平日AM7:00~10:00/PM17:00~23:00/土日祝日AM7:00~PM23:00)|¥23.05
・ナイトタイム(毎日PM23:00~翌朝AM7:00)¥10.51
と上記のような形態になっていて夜間料金の電気利用を安くするような配慮がなされている仕組みです。
元々夜型の生活をされているご家庭ならメリットが満載な体系となるでしょう。
デイタイムの料金はいささか高いんじゃないの?とも思わなくもないですが、リビングタイムでの数字は妥当かなと受け止められます。
さてこの関西電力さんの「はぴeプラン」を基準として大阪ガスさんの「スタイルPプラン」で検討して見ます。
大阪ガスのスタイルPプランの電気料金体系
大阪ガス「スタイルPプラン」のメリット
現在大阪ガスさんではネット通販大手のアマゾンさんと連携し映画やドラマ、音楽などが楽しめる有料サービス「アマゾンプライム」の年会費を無料にする展開を行っています。
もしはぴeプランからスタイルPプランへと乗り換えた場合電気料金が同じであってもアマゾンプライム分の3,900円がタダになるワケですから電力会社の変更を検討する価値はあります。
では上戸彩さんの姿がきゅんきゅんするCMの大阪ガスさんの電気料金体系を確認して見ましょう。
15kwh〜120kwh 20.19円
120kwh〜360kwh 24.53円
360kwhを超過 28.76円
こちらの大阪ガスさんの電気プランはライバル会社「関西電力」さんと比べるとシンプルで分かりやすい内容です。
基本料金も関電さんが2160円に対して大阪ガスでは最初の15kwhまで580円(税込)の体系をとっています。
これだけ見ると大阪ガスへ電気を切り替えるとすごく安くなるような気がします。
電気の使用量が360kwhに抑えられるご家庭ならアマゾンプライムの特典がつく「スタイルPプラン」は悪くないと思います。
大阪ガス「スタイルPプラン」への乗り換え方法
アマゾン公式ページから大阪ガス「スタイルPプラン」にアクセスしてみるとウェブからの申し込みはできないとあり電話での受付になっています。
申し込みの前に準備して置くものは現在電気契約中のお客さま番号と供給地点特定番号を手元に置いておくと手続きがスムーズです。
出来れば過去の電気使用量の累計や各々の月の使用量もまとめて置かれた方が良いかと思います。
その際に便利なのがはぴeみる電と言う電気料金や使用量を確認できるインターネットサービスです。
このはぴeみる電のアカウントを作っておくと毎月の電気使用量や累計が視覚的に把握できるので電気代を節約したいと関心がある方に役立ちます。
過去の使用量をエクセル形式のフォーマットでデータをダウンロードできますから平均値や合計を算出したいときにも便利です。
このツールを確認して置いて数字を把握しておけば乗り換えが得になるのか?などの判断もスムーズに行えるはずです。
電話を応対するオペレーターさんに現在の電気使用量の高い数字と一番低い数字、そして出来れば年間の平均電気使用量などを伝えることができると判断もしやすいかと思います。
スタイルPプランのデメリット|乗り換えで電気代は安くなるのか?
大阪ガスさんでは360kwを超過した電気使用分から料金がグッと上がり28,76円で計算される料金体系がデメリットに当たるでしょう。
試しに僕の過去の電気料金で使用量がもっとも多かった550kwhの月を元に関西電力と大阪ガスで比較して見ると関電が¥11,362に対し大阪ガスで試算すると¥14,050になります。
なので関西電力さんから大阪ガス「スタイルPプラン」に乗り換えの場合に必ずしも電気料金が安くはならないと考えます。
関西電力「はぴeプラン」と大阪ガス「スタイルPプラン」との比較
電気の使用量は季節ごとにバラツキが発生するものですから、単月だけで判断はできません。
そこで過去関西電力「はぴeプラン」で利用した電気使用量を元に大阪ガスでの料金体系に当てはめて試算して見ました。
すると「はぴeプラン」の電気料金の平均が¥9,165に対しスタイルPプランが¥10,434と言う試算結果なりました。
算出に使ったデータは過去24ヶ月の電気使用量と電気代金を元にしています。
多少の計算間違いはあるかもしれませんが大阪ガスのスタイルPプランに変更した場合月の使用量が360kwhを上回ることが多い我が家の状況であれば関電よりも電気料金が高くなることが分かりました。
もしこの試算が4000円を超えない範囲でのオーバーなら大阪ガスへの電気乗り換えを判断しても良いかもしれません。
実は大阪ガスさんの「スタイルPプラン」に乗り換えを決意しコールセンターで電気乗り換えの手続きを行ったのですが記事の中でご紹介したように過去の電気使用量を元に試算したところアマゾンプライムの年会費が無料になってもその額以上に電気料金が高くなることが判明し今回の電気乗り換えはキャンセルすることにいたしました。
でもこの判断はあくまで僕の電気使用量の問題ですので例えば使用量が360kwhに収まるのならスタイルPへの乗り換えのメリットは出てくるのではないでしょうか?
あるいは平日の日中のデイタイムが関西電力「はぴeプラン」では電気料金が高いのでこの時間の電気使用が多いケースなら大阪ガスへの乗り換えでメリットは得られると思います。
今回僕のケースでは過去のトータルの電気使用量から判断すると年間で1万円以上の電気代が上がるので乗り換えは見送った大きな理由です。
関西電力「はぴeプラン」のメリットとデメリット
はぴeプランでのメリットはやはりナイトタイムでの料金体系が¥10.51と大阪ガスさんと比較してかなり安い事でしょう。
けれどもその反面デイタイムや夏の時期は30円を超える金額設定になっているのでプラマイゼロなイメージです。
はぴeプランとスタイルPプランまとめ
・夜23時以降の電気料金が安い。
・リビングタイム(夕方5時以降)が23円と安い。
デメリット
・デイタイム朝10時から夕方5時まで31円と高い(夏場は34円)
基本料金が2160円
・料金体系がシンプルで分かりやすい。
・月360kwhまでの電気使用量で収まるなら関電より安くなる可能性大。
デメリット
・360kwhを超えるとアマゾンプライム年会費分のメリットはなくなる可能性大。
・夜間利用が多い→はぴeプラン
・デイタイム利用が多い→スタイルPプラン
・電気使用量が360kwhに収まる→スタイルPプラン
・電気使用量が年間を通して400kwhを超える月が多く、360kwhに収まるのは12ヶ月のうち半分以下→はぴeプラン
電気小売業者乗り換えの結論
今回は大手の電力会社「関西電力」さんから大阪ガスさんへの乗り換えを検討して見ましたが、いかがだったでしょうか?
この記事で取り上げた2社さん以外にも多くの事業者が電気小売り事業に名乗りを上げていますからまだまだ検討の余地はあると考えています。
今回は自分で過去の電気料金を元に試算したのですが正直言ってなかなか面倒な作業だったことは言うまでもありません。
ですが近頃では電気乗り換え先を提案してくれる役立つサービスがあります.
WEBから指定の条件でお申込みで最大30000円キャッシュバック!【電気チョイス】
このサービスの特徴はカンタンに登録できる『3ステップ』がポイントです。
STEP2:電力切り替えに精通したプロがご提案
STEP3:新電力会社を決定・契約
この電気チョイスさんのサービスを利用すれば今回僕が行った面倒な試算や切り替え手続きを全てサポートしてくれます。
今回の僕のように電卓をチマチマと叩いて電気代を計算する手前から解放されるようですので、電気会社の乗り換えを検討されるかたはぜひ利用してみて下さい。
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