ペーパードリップコーヒーを淹れる場合の豆の挽き具合と蒸らしの時間によって味わいが変わることはご存知ですか?コーヒー豆の鮮度や銘柄と産地、そして焙煎状態が味の傾向を左右するのは間違いありません。
せっかくのコーヒー豆を美味しく淹れて飲むためにはぜひ豆の挽き具合の最適な条件を見つけてその珈琲豆の味の特徴を活かした美味しい淹れ方をしたいですね。
ペーパードリップの挽き方は基本中挽き
まず珈琲豆の挽き具合ですがペーパードリップなら中挽きが最適です。珈琲豆を扱う専門店で豆を購入する場合ならペーパードリップの挽き具合にしてくださいと伝えると中挽きで挽いて頂けるでしょう。
自分はフジローヤルのみるっこを使っていますがダイヤルの調整で細かい挽き具合の調整ができるコーヒーミルなので気に入っています。もしコーヒーミルをご自宅でお持ちならダイヤルを5〜6前後の設定値にすることで中挽きになります。設定値で5〜6の幅がある理由はみるっこは1段階の調整が0.5ずつ変更できるような構造に出来ています。
非常に細かいニュアンスかもしれないですが目盛を5にした場合と6の場合ではずいぶんと印象が変わります。コーヒー豆は挽き具合が細かくなれば鋭い口当たりになります。逆に粗く挽く事でスッキリした口当たりになるので一言で中挽きとは言えど1段階の違いでも、いつもの珈琲の味の印象がガラリと変わることもあります。
お湯は90度前後の適温で淹れているけどまろやかな口当たりにならないなあと感じる事があれば豆の挽き具合を調整してみる価値は十分にあります。もしミルをお持ちでない場合は目盛の設定値を店員さんに要望を伝えれば応えて頂けるでしょう。
買い求めたコーヒー豆のロースト具合が中炒りなどのフルシティローストまでの豆であまり苦味がない珈琲豆なのに口当たりが重く感じるようなら挽き具合を粗いほうに調節することで味わいが変わることが出来るかもしれません。
その逆のパターンでフルシティロースト以上の深炒り豆を買い求め、どっしりした口当たりとしっかりしたコクを期待したのにそれほどパンチがないなあと感じる口当たりなら挽き具合を細かい方向へ調整することで口当たりの重い好みのテイストに対応することも可能です。
自分はコクと優しい口当たりが楽しめるようにみるっこの目盛条件は6にしています。この6の豆の挽き具合は指での感触はザラザラとした感じで粒の状態が確認出来るような粗さです。コーヒーカップに唇当てた最初の一口が少しキツイ口当たりと思ったらダイヤルを1段階(0.5)粗いほうへ調整した結果6の段階で設定することになりました。
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みるっこで6のダイヤル設定で豆を挽いた状態はこのような粗さになります。
指で触ると大粒な感触です。
この記事ではみるっこを条件に説明していますがコーヒーミルのメーカーや商品の豆を挽く刃の構造と方式の違いで数値は同じでも挽いた豆の粗さなどの条件は変わります。是非一度ご自宅でお持ちのコーヒーミルでお好みの挽き具合を見つけてください。
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