コインパーキング導入に思う脊損がノーマイラゼーション社会で果たす役割

今回の記事は下記の出来事をベースに展開します。

  • ある全国展開する大手ドラッグストア店に行くとコインパーキングが導入されていた
  • 身障者用の駐車スペースにもコインパーキングのフラップが設置されており車いすの乗降スペースにフラップが干渉する事態となる
  • コインパーキングの導入には店舗側の収益化に理解できるがフラップの設置方法と配置に配慮しなければ車いすユーザーのための駐車スペースが台無しとなる
  • 導入店舗や設置業者に情報を伝える仕組みや取組みが必要
  • 車いすユーザー自身が社会に対して問題提起することがより良い環境を作っていくために有益

では読む価値がありそうだとご興味をいだだけたら続きをどうぞ!

コインパーキング導入の問題点

先日とある全国展開する大手ドラッグストア店に行くとコインパーキングが導入されていました。

このお店は何度か利用したことのあるお店で車いす用の駐車スペースも整っている状況です。

しかし久しぶりに訪れてみるとコインパーキングが導入されており、駐車場全面に車止めのフラップ(ストッパー)が地面に設置されています。

ぼくのツイッターアカウント【azuhiko68】全力脊損でもこの様子を紹介して多くのいいねとリツイ-トをいただくことができました。

ストッパーは駐車スペースの丁度真ん中からすこしオフセットされた配置です。

つまり運転席のドアを開けるとフラップと機構部の金属ブロックが足元に配置される位置関係です。

この状況を車いすユーザーに当てはめるとどうなると思いますか?

クルマから降ろした車いすがフラップが邪魔になるので乗降できなくなります。

せっかく車いすで乗り降りしやすいようにドアの開放スペースを広めにとっている車いす用駐車スペースなのにです。

非常に残念な結果です。

両サイドに余裕スペースを取る場合ならフラップを回避しやすいのですが今回の駐車スペースは片側のみ余裕スペースが取られる状況です。

バックで駐車するとフラップが乗降スペースを大幅に干渉し車いすに乗り移ることができません。

仕方なくクルマを前方駐車に入れ替えてギリギリの間隔で隣の駐車スペースのフラップ機構部のブロックに干渉しないスペースに車いすを降ろしました。

きっと導入した店舗さんや施工業者さんはこんな問題が発生しているなんて思ってもないでしょう。

車いすユーザーに優しいコインパーキングの導入方法

車いすユーザーの存在を無視したフラップの設置はいかがなものかと憤りを感じます。

弱者が偉そうにいうなとお叱りを受けるかもしれません。

ですがコインパーキングの導入そのものについて文句を言うつもりではありません。

駐車スペースを維持する店舗側のコストと収益化事情も理解できます。

問題にしているのは設置方法とフラップの配置です。

車いす乗降スペースを広くとっている身障者用駐車スペースが肝心の車いすユーザが使えないのでは意味がありません。

そこで車いすユーザーに優しいフラップの設置方法を提案したいと思います。

車いすの乗降スペースにフラップが干渉しないこと

今回のストッパーは運転席ドアをオープンにした右サイドにフラップとブロックが配置され車いすを降ろすスペースにモロに干渉します。

そこでバックで駐車すると仮定してフラップの配置場所をかなりリアタイヤよりに配置すれば運転席乗降スペースとの干渉は避けることができます。

ですが後部席に車いすユーザーが乗っている場合はこの方法では解決できません。

クルマを入れ替えて前方駐車にすれば回避はできますが、運転者も同乗者も車いすユーザーだったらもう対応のしようがありません。

ですから駐車スペースの真ん中付近にストッパーを配置する方法は車いすユーザーの利用を想定した場合かなり問題が生じます。

クルマの前方からフラップが上がる方式を優先すべき

乗降スペースを確保しながら運営サイドの収益化を可能にするのはフラップが車両のバンパー前方から上がる方式がベストなのかなと考えます。

いろいろなコインパーキングがある中、この前方フラップ方式の展開をときおり見かけます。

導入コストや問題点など真ん中からフラップと上がる方式と比べてどうなんでしょう?

根拠のないイメージですが前方にストッパーを設置する仕組みの方がコストが安い印象があります。

ぜひ導入店舗さんや駐車場経営者さま、施工業者さまは車いすユーザーにも優しいコインパーキングの導入をご検いただきたいと思います。

そんなの関係ねーと言わないでくださいね。

いまはこんな問題と無関係かもしれませんが、あなたさまも生身の人間です。

いつどうなるかなんてわかりません。

自分ごととして考えることが世の中を良くするのではないでしょうか。

バリアフリーを社会で機能させるために

今回のコインパーキングのフラップが干渉する問題は車いすユーザーの特徴を知っている人が関係者のなかにいれば防げた問題だったかもしれません。

あるいはどうでも良かったのかも知れません。

けれどせっかくわざわざ一般の駐車スペースより余分に広さを使っているのに目的を果たさない台無しの施工しているなんてハッキリ言って馬鹿げていると思います。

もはや仏作って魂入れずです。

でも店舗サイドや業者さんもきっと悪気があったワケではないでしょう。

ただ単にどんな配慮や対策が必要なのか情報がないのです。

そこで考えたのはもっと障害者自身が積極的に情報を広めることも必要だと。

社会に有益な設備や施設を作ろうとする段階で業者さんや店舗さんが情報を得たり。相談するような窓口が必要なのではと思いました。

そういう仕組みとや流れを作る貢献ができるのも障害者の視点があるからこそだと思います。

そんな貢献ができる自分でありたいと考えています。

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ABOUTこの記事をかいた人

オートバイ事故で脊髄損傷の障害を負うことになり車いす生活を送っています。 車いすの生活は2020年現在で34年目を迎えました。 このブログはぼくの車いす人生のなかで全力で取り組んできた経験や出来事をまとめています。 脊損のぼくが全力で経験してきたことを紹介するという意味でブログのタイトルを【全力脊損】としました。 どうぞよろしくお願いいたします。 プロフィールページで触れていますがぼくはギターや音楽にも長年親しんできました。 ゴリゴリの昭和世代のためにいまでもレコードプレーヤーで音楽を聴いていますが音楽関連のガジェットにも興味があり気にいったアイテムをブログでレビューしています。 30年間の脊損人生でチャレンジしてきたことをこのブログでお伝えできればと思っています。 >>>プロフィールはこちら