デートの合間やお仕事の休憩のお供にコーヒーを楽しんでいらっしゃる方はたくさんいらっしゃることと存じます。そこで自宅で彼女をお呼びしてかっちょよくコーヒーを淹れてみたいなあなんて思ったりすることありますよね?(ぼくはありました)。
お湯は沸騰させないで
そこで本日はハンドドリップコーヒーを淹れているけどイマイチ美味しくならないっていう初心者さんにむけてドリップコーヒーを美味しく淹れるためのポイント「お湯の温度」について解説します。
ドリップコーヒーを淹れるためのコーヒー豆はそれなりの豆を購入していてもおいしくならないのはひょっとしたらお湯の温度が影響しているかもしれませんよ。ここでいくらスペシャリティーコーヒーだブルーボトルだとはしゃいでいてもドリップするときのお湯の温度が100度を超える熱湯で淹れるとエグイ口当たりになる傾向があります。
そこで対策としては温度計でお湯の温度を95度ぐらいに設定します。この温度ならコーヒー豆もしっかりと膨らむドームの形がきれいにできあがりますし、抽出されたコーヒーの口当たりもまろやかな味わいになります。
タニタ スティック温度計 グリーン TT-533-GR
Kalita(カリタ) ドリップポット用サーモ 64225
ドリップしているときのコーヒー豆が作り出す「ドーム」によってドリッパーのコーヒー豆全体にお湯がいきわたります。このときのお湯の温度が低すぎるとコーヒー豆の膨らみが弱くなり口当たりの薄いコーヒーが出来上がってしまいます。
コーヒーにコクが足りないなあ~と感じる場合はお湯の温度がぬるいかもしれませんね、もちろんお湯の温度だけが原因ではありません。コーヒー豆の口当たりを決定するコクや苦味、サッパリ感などはコーヒー豆の焙煎度合やコーヒーの産地、コーヒー豆を挽いた荒さの度合い、そして淹れかたそのものであるお湯の注ぎ方など複数の要因がからみあっているので材料であるコーヒー豆を含めた、どのような条件で淹れているかで原因は変わりいちがいに「コレだ!」と言えないのがもどかしいですが、いちおうこのような要因が当てはまります。
ハナシはお湯の温度を95度に設定するに戻しますが、もし温度計でお湯を測るのがめんどくさい!とか「いちいちやってられないわ」なんて声が聞こえてきそうです。そんなあなたに良い方法があります。温度計を使わなくてもお湯が95度ぐらいで沸かせる確認方法があります。
その方法はやかん(ケトル)に入れたお湯をじっと見つめ、やかんの淵に接触する部分を確認しているとお湯が沸き始めると気泡が出始めますね。だいたいこのタイミングが90度~100度まえの温度です。ぷちぷちとした気泡を過ぎるとすぐにお湯が沸騰したぼこぼこと状況になります。
そろそろ沸き始めるなあというタイミングでケトルのフタをはずし淵を注意深く見ていればすぐに確認できるでしょう。自分は最初のころは温度計を使っていましたがだんだん面倒になり今はこの方法で確認しハンドドリップコーヒーを美味しく淹れています。
さらに電気ポットを常時使用されている環境なら電気ポットも便利かもしれません。ポットからやかんへお湯を移し変える行為のうちに若干お湯の温度が下がるのでコーヒーを淹れるちょうど良いお湯加減になるので一日に何度もコーヒーを淹れる方ならこの電気ポットはおいしくコーヒーを淹れることができるので便利なアイテムです!
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