ジミーヘンドリックス! pic.twitter.com/weAnMJfzKJ
— オフィスKazuhiko (@office_kazuhiko) 2018年2月10日
ジミーヘンドリクス。
または通称ジミヘン。
エレキギターをかじったことがある人あるいは70年代のロックファンなら知らないひとはない(と思う)。
ロックギターの革命児と比喩されるこのギタリストはアメリカのエレキギターブランド「フェンダー」のストラトキャスタ-のポテンシャルを最大化した(と思う)。
そんな魅力に溢れたギタリストの功績に迫ってみようと思う。
ジミーヘンドリクス!彼は革命児と呼ばれた!
引用
ギタリストとして多くのミュージシャンに多大な影響を与えたロックミュージックのパイオニアの一人。右利き用のギターを逆さまにして左利きの構えで演奏するスタイルで知られる。ギターを歯や背中で弾き、火を放ち、破壊するパフォーマンスでも有名。
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しかしアルバムAre You Experiencedに収録されている楽曲「Hey joe」や「The wind cries mary」などで表現されている静かな曲調の作品も送り出している。
ちなみにYouTubeで大好きな曲「エンジェル」の音源等を楽しむことができる。
ジミヘンの魅力は静かな曲だけではなく代表曲「パープルヘイズ」(邦題 紫の煙)のようにドライブした激しいギターサウンドもあげられる。
これらの曲ではぼく個人の好みと見解ですがジミヘンの良さとストラトらしいサウンドが詰まっている無人島に持っていきたい作品のひとつではないかと思う(ぼくもそうだ)。
ジミヘンの功績
彼はストラトキャスタ-の地位を不動のものにした。
現在ではロックギターの代名詞的なモデルとなっているフェンダー・ストラトキャスターだが、ヘンドリックスが登場した頃には使用するミュージシャンもほとんどおらず、生産中止の噂もあった。
しかし、ヘンドリックスが使用することによってストラトキャスターの人気が一気に上昇。
こちらの記事にあるようにフェンダーでは当時ストラトの売れ行きと人気は危機的であったようだ。
この危機を救いだしたのがジミーヘンドリクスと言っても過言ではない(かもしれない)。
ジミの存在とストラトキャスタ-の使用がなければもしかしたらストラトは後世に残ることはなく80年代に登場したストラトシェイプを改造したあの「バンヘイレン」のギタリスト「エディ」が使用したフランケンギターの存在も無かったかもしれない。
さらにギターサウンド面の構築でもジミヘンは革命をもたらした。
これまでストラトキャスタ-のシンクロナイズドトレモロシステムはサーフミュージックなどの音楽ジャンルで比較的ゆったりした音程変化にたいして使用されるものだった。
しかしジミヘンはマーシャルアンプを大音量にしたサウンドでアーミングを駆使してストラトとアーミングシステムの未知の性能をぶちかましてみせた。
コードネームにまでジミの名前で呼ばれる
通称ジミヘンコードと呼ばれる。
E7のコードにシャープナインスを追加したコード(和音)であるがよくジミヘンが多用したことからジミヘンコードとしてミュージシャンの間で表現されるようになった。
ヘンドリックスの代表曲である「パープル・ヘイズ(邦題:紫のけむり)」で使用されているE7(#9)というコードは、元々はブルースやジャズなどにおいて使用されていたものだが、ヘンドリックスの同曲の演奏によって「サイケデリックな響きのするコード」として有名になった。ミュージシャンなどの間では「ヘンドリックス・コード」(日本では「ジミヘンコード」)などと呼ばれることもある。
コードネームにまでギタリストの名前で呼ばれるほどの存在感をこの世に残したジミヘンであるがメジャーデビューしてわずか4年ほどの活動期間で亡くなってしまった。
死亡推定原因は諸説あるようだが睡眠中に嘔吐物がつまり窒息死したとされる(アルコールと睡眠薬の併用)。
残念ながら27歳でこの世を去ってしまったジミーヘンドリクス。
ロックとエレキギター、サウンドの可能性をさらに高めオリジナリティという行為を追求した姿勢がこの人の生き方に詰まっているのではないかと思うのですがいかがでしょうか?
70年代の泥臭い時代に生きたミュージシャンの太い音に触れてみること何か発見があるかもしれません。
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