脊損さんである僕がフォームローラーとプッシュアップバーを購入。
直接のキッカケはお嫁ちゃんがフォームローラーを使ってみたいとのご見解を賜り、それがしも筋トレにプッシュアップバーを活用したいとの気持ちがあり購入となりました。
フォームローラーとプッシュアップバーのアイテムを活用することで脊損的に便利な使い方ができると分かり言及します。
フォームローラーとプッシュアップバーの使い方
今回購入したアイテムは次の2つです。
どちらもかなーりリーズナブルなお値段で、気軽に購入できるアイテムです。
念のためフォームローラーとプッシュアップバーの一般的な使い方に触れておきます。
- フォームローラーとプッシュアップバーの使い方
- フォームローラー
フォームローラーは筋膜リリースを目的に利用されており、可動域のケアやマッサージ効果が得られるされています。
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背中や足など身体のあらゆる部位に自重の負荷をかけながら「ゴロゴロ」と前後の動きを加えることで効果を得ます。
お嫁ちゃんは腰を横向きにした骨盤あたりの動きで悲鳴をあげていました。
もし僕が健常者だったなら絶対にやりたくないです。
- プッシュアップバー
プッシュアップバーは主に腕立てに使われています。
プッシュアップバーを使わないシンプルな腕立てよりもプッシュアップバーの全高分が負荷を高め効率的なトレーニング効果が得られます(と思ってる)。
グリップを握るので腕立て自体もやりやすくなります。
あと脊損である僕なら腰を浮かせて車椅子への移乗(トランスファー)を想定したトレーニングに使います。
三十五年前に経験したリハビリでガンガンにやらされた記憶が蘇ります。
脊損的なフォームローラーとプッシュアップバーの活用メリット
脊損である僕が背中の筋膜リリースを目的にしたフォームローラーの活用はなかなか難しく思ったような使い方ができません。
なぜなら背面にフォームローラーをあてて前後の動きを実現するためには腰を浮かせる必要があるからです。
体幹機能障害があり両足を自由に動かせないのでこの動きはかなり難しいです。
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もちろん柔らかいマットの上で臀部に負担がかからない環境なら、ある程度は動かせるので絶対にムリということではないです。
しかしムリして褥瘡になるようなトラブルに発展する行為に意味はないので対応方法はしっかり考えるべきと思います。
そこで背面へのケア以外に脊損的なフォームローラー活用方法がプッシュアップバーの組み合わせです。
- フォームローラーとプッシュアップバーの併用でふくらはぎの筋膜ケア
プッシュアップバーで腕立てと腰を浮かせるトレーニングをしていてふと思いつきます。
腰を浮かせた状態で振り子のように前後に足を動かす動作でふくらはぎへのマッサージ効果が得られるのではと。
このアイデアが浮かんだツイートが下記の投稿です。
プッシュアップバーを活用すればせきせんさんでもふくらはぎを筋膜ローラーに乗せたケアが可能です。腰を浮かせて振り子のイメージで前後に動きます。普通にプッシュアップの筋トレにもなる。
歩かないから血行も悪く、ふくらはぎがめちゃくちゃ固くなるので良いかも。 pic.twitter.com/P6Z3fx6Kvh— かずさのすけR【脊損な日々】 (@azuhiko68) March 6, 2021
実際にトレーニングをやってみると案外イケます。
エクササイズの様子をyoutubeにおいてます。
ふくらはぎだけでなく太ももにもアプローチできます。
ただ大前提としてプッシュアップに対応する腕の持久力が必要です。
この点でやや難易度が高いです。
実践の注意点としてはバランスを崩して尻もちを着いた場合のためにお尻の下にクッションなどを引いておく準備が必要です。
ヨガマットなどがあれば動きも制限されず雰囲気もカッコよくなるでしょう。
ふくらはぎの問題は日常的に筋肉の硬さを感じています。
両足を動かすことがないクセにふくらはぎがコチコチです。
多分血行もかなり悪いのでしょう。
冬場はめちゃくちゃ冷えを感じます。
なのでフォームローラーでふくらはぎと太ももをゴロゴロマッサージすることで症状を緩和できるのではと期待を抱いてます。
脊損的な背面への筋膜リリースの課題
残る課題は背中への筋膜リリースとフォームローラーの活用です。
記事中で紹介した関連記事でも脊損的にはフォームローラーは活用が難しいと伝えました。
けれどまた良きアイデアとアイテムを発見しました。
それは電動式のフォームローラーです!
電動式なら腰を浮かせられない脊損さんでも寝転んで背中に当てるだけです。
前後のゴロゴロする動きは不要で電気振動の作用だけで筋膜リリースが可能となります。
試してみる価値は大いにあります。
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