G&Lテレキャスターを購入!トリビュートシリーズの印象をへたれが語る

エレキギターの世界では超有名なレオ・フェンダー氏が最後に手がけたギターブランドとして知られるG&L。

このG&Lのテレキャスターが以前から気になっていました。

G&Lエレキギターのlineupと生産体制を独自分析【テレキャスター購入前提のリサーチ】

2016-09-25

ヒマがあればついついヤフオクやメルカリでテレキャスをチェックする日々が続いておりましたが遂にG&Lトリビュートシリーズアサットクラシックモデルを購入することに。

根気強くフリマサイトをチェックしていた甲斐があり割にお手頃な価格で購入できたインドネシア生産モデルのトリビュートシリーズのTelecasterモデルです。

本家フェンダーモデルを筆頭にテレキャスターモデルを含めた2万円前後の廉価版や国内外のハイエンドギターブランドまでさまざまなギターメーカーがそれこそ星の数ほどの「テレキャスターモデル」を製造販売しています。

そんな多くのギターブランドが扱うなかで本家フェンダーを離れた後にレオ・フェンダー氏が立ち上げたG&Lブランドが手掛けるテレキャスターはやはり手にとって見たい1本です。

今回購入したトリビュートモデルはフェンダーでライナップされているメキシコエンセナダ工場生産のプレイヤーシリーズが同価格帯モデルに該当すると思われます。

フェンダーのエクスクルーシブシリーズはフェンダージャパンブランド終了後に継承されたメイドインジャパンモデルです。

※フェンダージャパンブランドは終了し2022現在ではフェンダーミュージックジャパン株式会社が継承モデルを供給している。

フェンダーエクスクルーシブシリーズをストラトキャスターのライナップでチェック!体制が変わるフェンダー事情と経緯

ですが一方のG&Lトリビュートシリーズはインドネシア生産のギターとなります。

製造コストを抑えたインドネシアモデルの品質を確認しながらG&Lトリビュートシリーズテレキャスターの印象をへたれが語ってみます。

インドネシア製G&Lテレキャスターの印象

G&L製ギターの外観で一番に目を引く特徴はネックのヘッドデザインです。

多くのギターブランドがコピーモデルとしてフェンダーテレキャスターのヘッドを模倣するなかG&Lのテレキャスではこのヘッド形状を加工がしにくそうで面倒なギザギザしたデザインにしています。

フェンダーのオリジナルテレキャスターの小ぶりなヘッド形状に比べるとやや大振りな造形はきっとサウンド面での「鳴り」を追求したデザインと思われます。

もちろん持った感じも重みを感じさせる3.7キロの本体重量です。

ただしボディ材に使用されているアッシュの影響ももちろんあると思いますのでネックだけでの問題ではないでしょう。

好き嫌いが別れるヘッドデザイン形状かもしれませんが創業者が過去に送りだしたモデルとは違う形状にしたかったのは想像が付きます。

フレットはジャンボフレットが実装されており現代的なテイストが盛り込まれています。

ペグの操作感はタッチが軽くチューニングの安定感もあり品質は悪くありません。

  • G&Lオリジナルデザインのフロントピックアップ

G&Lの一番の特徴がこのフロントピックアップだと言えるでしょう。

オリジナルのテレキャスが金属のカバードタイプのピックアップなのですがG&Lではマグネティックフィールドデザイン(略してMFD)というパワーのあるオリジナルデザインのピックアップを搭載しています。

このMFDピックアップは弦振動を拾う役割りのマグネットの棒をレンチを使うことでカンタンに調整が可能です。

G&Lアサットクラシックモデルのサウンドの印象

高出力ピックアップマグネティック・フィールド・デザイン(MFD)の印象はパワーがあり「芯」のあるしっかりとしたサウンドという印象。

正直なところギターの演奏テクニックに自信がなくどんな使い方にマッチするギターなのか僕はそんなウンチクを語る技量も経験も持ってません。

なのでG&Lのポテンシャルとテイストを詳細に伝えることは残念ながらできません。

しかし実際に現物を手にしたユーザーの印象を述べることはできます。

かなり薄っぺらいですが。

そんな印象ではG&Lトリビュートモデルの造りはしっかりしてます。

フロントピックアップは結構なメロウで甘いサウンドが出ますし、リアピックアップもテレキャスらしい硬めの音でアンプ側のセッティングで歪ませてもしっかりしたオーバードライブ感の音で反応します。

G&Lのギターラインナップと価格構成は現在大きくわけてアメリカの工房で製作されるアメリカシリーズ(USA Series)とトリビュートシリーズと位置づけされるインドネシア製造モデルで成り立っています。

過去にはフジゲンが製造を担ったメイドインジャパンのプレミアムシリーズも存在しています。

USAシリーズの価格帯は20万円以上になっているのでもうハイエンドギターモデルの領域です。

まとめ!やっぱりフェンダー?でもG&Lも捨てがたい!

ネックヘッドにスパゲティロゴが乗った「fender」ロゴはやはり憧れのテレキャスター。

けれどブランドにこだわりが無く人とは違うギターで!というニーズであればG&Lの低価格帯モデルのトリビュートシリーズは十分なクオリティを持つ印象です。

G&Lトリビュートモデルと同じ価格帯モデルをフェンダーからピックアップするとすればプレイヤーシリーズが該当します。

フェンダーのプレイヤーシリーズはメキシコで組み立てられているモデルとなりインドネシア生産のG&Lトリビュートと生産体系も似ています。

伝統のフェンダーもまぶしい魅力で手に取ってみたいギターであることは間違いないです。

しかしオリジナリティな設計のG&Lも捨てがたいブランドであることをひとりのユーザーとして強調しておきます。

2~3万の価格帯のへんてこりんなブランドのテレキャスを買うくらいならできればもう少し予算を頑張ってG&Lトリビュートモデルをおすすめしたいです。

>>イシバシ楽器WEBショップでG&Lをリサーチ!

G&Lエレキギターのlineupと生産体制を独自分析【テレキャスター購入前提のリサーチ】

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オートバイ事故で脊髄損傷の障害を負うことになり車いす生活を送っています。 車いすの生活は2020年現在で34年目を迎えました。 このブログはぼくの車いす人生のなかで全力で取り組んできた経験や出来事をまとめています。 どうぞよろしくお願いいたします。 プロフィールページで触れていますがぼくはギターや音楽にも長年親しんできました。 ゴリゴリの昭和世代のためにいまでもレコードプレーヤーで音楽を聴いていますが音楽関連のガジェットにも興味があり気にいったアイテムをブログでレビューしています。 30年間の脊損人生でチャレンジしてきたことをこのブログでお伝えできればと思っています。 >>>プロフィールはこちら