トーカイのセミアコ【ES-68(ES-73)】を買ってしまった!ギター専門店の評価とレビュー

ついにというか、やっぱりというか買ってしまったトーカイのセミアコES-68。(現在は型番がES-73に変更)

購入はネット通販ではなくメンテナンスを施した上で納品してもらえる実店舗で注文しました。

注文した楽器店さんはずっとお世話になってる京都市左京区一乗寺のギター専門店「フルアップ」さん。

注文をお願いして4日ほどで待望のセミアコ『トーカイES-68』が納品。

トーカイのES-68以外のセミアコの選択肢としてエピフォンのセミアコ「ドット」や「シェラトン」、アリアブリッツなどを検討しました。

5万円台前後のセミアコ3本!エピフォンにTokai ES-68、アリアブリッツ買うならどれ?

2016.10.27

特にエピフォンの『ドット』タイプやアリアブリッツセミアコ BES-STDがお値段は手ごろで魅力的だったが安すぎて買ったあと物足りなくなるのでは?

そんな風に考えて安ければ当然搭載されている部品も安いものになると考えたので価格はほぼ倍ほどになるがハイエンドギターの「シェクター」の製造を担うと聞いたTokai楽器のセミアコを選んだ。

トーカイのセミアコに対してのギター専門店さんの感想は?

tokai セミアコ ES-68 ES-73

楽器店にES-68が納品されたとの連絡が入り早速引き取りに行った。

今更確認しても仕方がないと思ったが、エピフォンのセミアコとトーカイならどっちがモノが良いのかと質問した。

すると断然トーカイだとのお答え。

ああやっぱり自分の目に狂いは無かったのだとひと安心。

さらに楽器店店長さんは実物を確認し思っていたより固体がしっかりしているとの印象を持ったとのことでギター専門店ならではの意見を聞くことができた。

しかしボリュームポットや配線に使うケーブル関係の部品がイマイチと仰せ。

なるほど。

では配線材料とボリュームポットをグレードアップし更にエレキギター用のリプレイスメントピックアップブランドとしては超有名な『セイモアダンカン』に換装すればしっかりとした基本個体を活かせるギターと成り得る可能性を秘めているということでしょう!。

ちなみにセイモアダンカンとは?

  • セイモアダンカン氏は1970年代ごろ自分で楽しむためにギター用ピックアップをカスタマイズしていた。
  •      

  • ダンカン氏が当時勤務していた会社はフェンダーギターのサービスセンター。
  • ジェフベックにダンカン自身がカスタマイズしたピックアップ搭載のギターをプレゼントした
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  • そのギターに搭載されたピックアップが後にピックアップメーカーとして起業することになるセイモアダンカン社のピックアップ「SH-2 Jazz Model」、「SH-4 JB Model」という二つの主力商品に発展する。
  • もしトーカイES-68にリプレイスメントピックアップを選ぶならもちろんセイモアダンカン社を選びます!

    そしてジャズモデルと謳われるフロントピックアップには定評のある『SH-2n』を載せるでしょう。

    更にリアピックアップにはギブソンのヴィンテージピックアップと言われる『PAF』モデルを詳細かつ忠実に蘇らせたセイモアダンカン『SH-1n』モデルを選びます。

    こちらのサイトでセイモアダンカン社ピックアップモデルの一覧リストを確認することが可能です。
    セイモアダンカンリスト

    それでは実奏

    さっそくお家に持ち帰り、じっくりとギターの各部を眺め確認してみるがなかなかの質感で造りはそれほど悪くなくまさか6万円台のギターとは思えない。

    tokai es-68

    いままでストラトやレスポールなどソリッドギタータイプのエレキしか持ったことがないのでセミアコタイプのギターはまさに初体験。

    どんなサウンドなのか期待が膨らむ中、ヤフオクで手に入れたギターアンプ『ローランドブルースキューブBC-60』につないで音を出してみる。

    ギターアンプの条件としてはクリーントーンのセッッティングでまずはリヤピックアップから試して見ます。

    メイプルボディから醸しだすサウンドはやや硬めの印象でよく言えば明るいサウンドと言った感じです。

    フロントピックアップの印象はギター側のトーンを絞ることにより落ち着いた音色と成ります。

    セミアコらしさとしての感想は,空気感?エアー感?と言う点でいうとテレキャスと比較してボディは空洞構造とF型のサウンドホールを装備しているので明らかな広がりがあるサウンドを感じることができます。

    そう言うことではれっきとしたセミアコらしいサウンドを持ったギターだと言えるでしょう。

    生音も結構デカイですし、遠慮気味に弾いた音の硬いアコギみたいな。

    そんな感じですね。

    で、ES-68を抱えた印象はストラトのようなソリッドギターにはない箱物ギターのどっしり感がなんかすごくギターが上手くなったような気がするんですけど気のせいですかね?

    軽自動車ばかり乗っていた若者が親父のクラウンを借りて彼女と海にドライブに行った、そんな感じがします。

    なんて表現しましょう?・・・・・・・・・・・・・・・高級感です!

    使っている部品はなんとなく安っぽい感じがするんだけど存在感があると言うか、弾いたことないけどギブソンのセミアコのES-335のような出で立ちが高級感を味わせてくれます。

    「ピックアップの印象」

    ハムバッカータイプが載るピックアップの印象はそこそこのポテンシャルを持っている様子でブルースキューブのクランチモードで少し歪ませるようなトーンで弾いてみても十分な歪みが得られます。

    個人的には大好きなフロントピックアップもメロウで甘いトーンを弾きだしてくれます。

    リアピックアップは明るくトレブリーなサウンドキャラクターを持っておりフロントとリアのとの音色を使い分けた弾き方ができる仕上がりです。

    先ほど紹介したダンカンのピックアップや配線のリード線素材もワンランク上の物に交換するともっと良くなるだろうなと思います。

    サウンドホールから見える配線素材は実際結構安物の線が見えるのでちょっと残念な感じですね。

    ボリュームポットも回す感触が結構軽くて、安っぽさは否めません。

    それでもやはりアコースティック感はしっかりと感じることが出来ますしソリッドギターの生音のような弦だけが鳴る『チャリチャリ』とした音とは明らかに違います。

    ネックも薄く弾きやすいので手の小さい女性にも楽に弾ける気が致します。

    ペグの質感と操作感も軽くイマイチな印象は受けますが仕方のないレベルでしょう。

    ですがチューニングの安定感そのものは問題なく自宅レベルの演奏では支障がないと思います。

    「指板の印象」

    星野源 使用ギター

    トーカイセミアコースティックギター「ES-68(ES-73)」にはネックの指板素材がローズウッド指板が採用されています。

    でも、ちょっと色味に深みがないと言うか文句のような表現ばかりになりトーカイさんに申し訳ないですがやっぱり質感としてなんとなく物足りなさはありますね。

    いやいや6万だとわかってるからそんな文句を言いたくなるのかもしれない。

    もし今自分が中学生で、お年玉を貯めてやっと買った欲しかったエレキがこのES-68だったら多分指板のことで文句なんて言わなかったと思う。

    きっと家に遊びにきたツレ(友達)に見せびらかして6マンもしたんだぜスゲーだろと自慢したに違いない。

    許せ中学生。

    フレットの処理も悪くなくザラザラした感触やフレットの端の部分がひっかるような処理の悪さはないと思います。

    まとめ

    ここまで確認してきたのですが、もしかしたら6万円台のギターと10万円台のモデルでも基本固体は同じモノを使用し、実装する部品だけが変更されているのかもしれないと思いました。

    ちょうど自動車メーカーが車種バリエーションを増やし効率化を図るために部品やシャーシー、エンジンの共用化の仕組みを作るように。

    こんな仮定が正しければ、上位モデルギターでも基本固体が同じなら部品を載せかえるだけでポテンシャルの高いエレキを手に入れる事ができますね。

    しかもサウンドキャラクターをある程度決定するピックアップは自分が求める音色が出せるメーカーやブランドのピックアップを選ぶことができるので、オーダーメイドに近い感覚のギターになります。

    あくまで仮定ですが。

    完全オーダーメイドのギターを注文することになればだいたい20万円以上からが相場になるのでなかなか予算的にハードルも高く手を出せる方は限られてきます。

    しかしある程度の品質精度を持ち基本固体を備えた低価格帯のギターを活かして好きな部品を少しづつ交換してオリジナルギターを作り上げていくのもエレキの楽しみ方のひとつかもしれませんね。

    6万円の価格帯としては高価な部類のギターでは無いトーカイのセミアコES-68ですが、コストパフォーマンスとしてはかなり良いと思えます。

    セミアコの入門モデルとしては十分なポテンシャルを持っているのではないでしょうか?

    もしフェンダーから王道のストラトキャスターを探すとなるとベーシックなモデルでも9万円前後という価格になるのでこのトーカイのES-68の値段は頑張ってるなあと言って良いでしょう。

    とりあえずセミアコってどんなもんか試して見たいと考えておられる入門向けモデルとしては満足の行くポテンシャルだと思いました。

    現在アマゾンではトーカイES-68(ES-73)は在庫切れの状態が続いている様子です、もしお急ぎの場合であればお近くの楽器店様から問屋さまへ問い合わせていただくか同価格帯のアイバニーズ『AS73-TCD』をご検討しても良いかもしれません。

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    ABOUTこの記事をかいた人


    京都府出身

    1986年6月オートバイ事故で脊髄を損傷し下半身不随の障害者となる。
    再びオートバイに乗りたい衝動を抑えられず手動装置でギヤチェンジとリヤブレーキを操作できるように改造したサイドカー付きカワサキエリミネーター250に乗り20年以上経過。
    走り屋(死語)時代にケニーロバーツや片山敬済選手に憧れたオートバイレース世界GPの夢を車いすフェンシング世界選手権出場で叶えた。
    40代を過ぎるまで産業機器生産の会社勤めだったがいつ死ぬのか分からない人生でこのまま社畜として人生終わるのかと思うといてもたってもいられなくなりやりたかった「自家焙煎珈琲の移動カフェ」を開業。
    しかし焙煎機の盗難に遭いアルバイト生活に転落。 経済的不安を改善するためにネットビジネスと株式投資に取り組む。
    「やりたい」と思ったことは実行に移さなければ気が済まない傾向を持つ。 ちなみに菊池桃子さん、鈴木京香さんと同い年の1968年生まれ。