ストラトのヴァンザントフロントピックアップが甘く枯れた味わいで鳴る!ブルースキューブBC-60

ローランドのトランジスタ方式のギターアンプ「ブルースキューブBC-60」を念願かないヤフーオークションで手に入れました。

ブルースキューブとはトランジスタアンプでありながら真空菅アンプのウオームなサウンドを再現するギターアンプです。

今まで、自宅の練習用アンプにクレイトの小型チューブアンプを使っていました。けれどこのギターアンプにはトーンコントロールがトレブルの調整しか出来ず、音色に物足りないものを感じていたのです。

そこで真空管の交換も必要なく、チューブアンプのサウンドを再現することを目的に開発されたローランドのトランジスタギターアンプのブルースキューブを以前からいちど使ってみたいなあと思ってました。

しかし現行モデルは高い

出来れば最新モデルが欲しいですがなかなかそうもいかずとりあえずBC-60という旧モデルをヤフオクで探してみることに。旧モデルのブルースキューブはあまり出品数もなく落札相場のデーターも取りにくくある程度の相場を抑えるのに少し時間はかかりました。

BC-60の出品商品を見ていると程度が悪いものであれば1万円台もありますが、結局泣くのは自分なので状態の良いモノなら2万円強ぐらいが相場のようです。

落札相場が把握できたので注意深くヤフオクとついでにメルカリでもローランドBC-60をくまなくしつこく探し続け状態の良いブルースキューブが即決価格2万円での出品があり購入。

我が家にブルースキューブBC-60が到着

いささか思っていたよりデカイなあと感じたのが最初の印象。重量は19.3キロで車いすの身にとってはわずか30センチほどの距離を移動させるのもなかなかひと苦労。

予定していたスペースへBC-60の設置も完了し、いよいよギターをつないで音を出してみる。最初につないで見たのは80年代に人気のあったモリダイラが発売するビルローレンスのストラトモデル「チャレンジャーⅡ」のエレキ。

ストラトのヴァンザントフロントピックアップが甘く枯れた味わいで鳴る!ブルースキューブBC-60

ビルローレンスのシングルコイルピックアップのブラックラベルを搭載したストラトキャスターだったがずいぶん前にコイル断線がしてしまい。お亡くなりになったのでヴァンザントのピックアップを取り付けています。

ストラトのヴァンザントフロントピックアップが甘く枯れた味わいで鳴る!ブルースキューブBC-60

チューブロジック回路がミソのブルースキューブのサウンドの印象はさすがに抜けの良いドライブサウンドが心地良いギターアンプといった感じ。クランチサウンドが2種類選べるノーマルチャンネルと結構な歪みが得られるリードチャンネルの2つのモードがあります。

それぞれのチャンネルにはブルースキューブ独自の装備がありリードチャンネル側で機能するブーストスイッチなどはスイッチを入れると歪みが強くなります。

しっかりした情報が欲しかったのでローランド公式サイトから取説をまずはダウンロード。

ローランド公式サイトBC-60取説ダウンロード

詳しく取り扱い説明書の内容を確認してみるとチューブアンプを再現するギターアンプならではのRECTIFEX回路と呼ばれる機能がBC-60に搭載されています。この回路は整流回路という機構の切り換えによってチューブアンプのサウンドキャラクターを変えることが出来るシロモノ。

ビンテージギターアンプの初期モデルに多い整流管仕様を再現したチューブモードと整流管を装備しないダイオード仕様の音色を選ぶことができる。

取説には微妙なピッキングのニュアンスの違いを楽しめるとあるが実際に聴いた感じではチューブモードが歪みがやや強くなり、音がやや引っ込む感じに聞こえる気がする。

ダイオードモードは音の輪郭がハッキリして広がりが出るように思えた。個人的にはダイオードモードの方が好み。
リバーブはあまり好きではないのですが違和感もなく、音の反響具合と広がりは素晴らしい仕上がり。プレゼンスは明るい音色の方向に働くトレブルの様な効果が得られ音色の補正に活用出来るでしょう。

BCー60に装備された大きなスピーカーと19.3キロからなるサイズ感あるデカイ箱から絞りだすギターサウンドは太くてクッキリとした輪郭のあるトーンが得られます。

オーバードライブギターがお好みの方はリードチャンネルで結構な歪が得られます。しかしこのギターアンプを購入する属性の方がギャンギャン歪ませるような音楽を好むようには思えないのでクランチモードでの音色で十分なのではとも思います。

全体的な印象としてはトランジスタギターアンプとして真空管アンプに近いサウンドを備えたギターアンプと言えるでしょう。

しかしあくまでトランジスタ方式のアンプであり、本来のチューブアンプの音色といえるのかは判断が難しいところ。チューブアンプとしてのサウンドを期待するならガッカリするかもしれないBC-60。けれどあくまでブルースキューブの使い勝手とこのアンプが持つサウンドキャラクターとして評価すれば選択肢に入るアンプではないでしょうか。

自分はフロントピックアップの甘くて少し枯れたような音色が好きなのですが、BC-60は期待していたトーンを十分に再現できたので満足しています。まあもちろん乗せ変えたヴァンザントピックアップのキャラクターもあるかもしれませけどね。

期待していた心地良い音色と真空管交換の心配とコストを考えなくても良いというのもブルースキューブを使う大きなメリットです!

現行モデルのトーンカプセル

現在ブルースキューブは新モデルが発売されております。新モデルでは人気ギタリストエリックジョンソンさんやロベンフォードさんそれぞれのギタートーンをアンプから容易に引き出せるトーンカプセルも開発されています。

このカプセルを装着することでエリックジョンソンさんやロベンフォードさんが弾きだすトーンが自分のブルースキューブで楽しめるというもの。

このトーンカプセルは2人のギタリストモデル以外にブルースギタリストが監修に関わった2種類のモデルと合わせ全4種類が開発されています。そしてトーンカプセルはオプションでのアイテムになっているのでギターアンプ本体とは別に購入しなければなりません。

トーンカプセルを装着出来るアンプモデルは7万円台のブルースキューブステージが必須となるのでカプセルを合わせて購入すればもう10万円以上の出費に。

残念ながら5万円台でギリギリ買えるいちばん小型の30ワットモデルのブルースキューブホットには対応してないのでカプセルを楽しむならステージ以上の高価格アンプを選ぶ必要があります。

果たしてカプセルがいったいどれだけのシロモノなのかとても気になりますが、10万円出すならチューブアンプも選択肢に入ってきちゃいますよね?

でもローランドのブルースキューブはデリケートなチューブアンプの取り扱いの問題と真空管のメンテやチューブ交換のコストを取り払いながらチューブアンプらしいサウンドが楽しめるという点がブルースキューブを活用する最大のメリット。

チューブっぽいサウンドとブルースキューブのサウンドキャラクターが好みで、トーンカプセルのミュージシャンが大好きなら真空管アンプのデメリットがないブルースキューブは考えているより安い買い物になるのかもしれませんね。

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オートバイ事故で脊髄を損傷し下半身不随の身体で50歳という年齢を迎えることができました。 交通事故で車いす人生を送ることになってしまいましたが30年間の中で色々とチャレンジしてきたことをこのブログでお伝えできればと思っています。 主なテーマはつぎのようなカテゴリーです。 ・障害や脊髄損傷に関すること ・オートバイとサイドカーに関すること ・エレキギターに関すること ・柴犬に関すること ・その他 取り留めない内容をお届けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。