- アップルペイを活用できるプリペイドサービスは?
- 消費者還元事業のポイント還元制度のメリットを受けられるプリペイドカードは?
- ポイントがたくさん貯まるプリペイドサービスは?
今回はこんな悩みを解決してみました。
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ぼくは消費者還元制度に対応しアップルペイでキャッシュレス化にそなえることを検討し次の記事で対応方法をまとめました。
【関連記事】アップルペイでキャッシュレス化の方法は?クレジットカードをウォレット登録でリスクやデメリットは?
この検討でシェルPontaクレジットカードと電子マネーの【ID】を利用するdカードプリペイドをアップルウォレットに登録し増税後の消費者還元制度に対応することにしました。
dカードプリペイドはドコモと三井住友銀行が発行する現金をチャージして使うプリペイドカードです。
さて問題はdカードプリペイドをメインカードに選ぶまでの比較と選択でした。
ご存知の通りプリペイドカードは色々な会社とブランドがあり迷います。
カード会社ごとに特徴やメリットも違います。
そこで今回の記事ではピックアップしたプリペイドの特長やメリットなどを比較検討したいと思います。
このページを読んでいただくことで・・・
- アップルペイに活用できるプリペイドカードを知りたい。
- コンビニでポイントをムダにしないお買い物方法。
- ポイント還元事業のメリットを受けたい。
プリペイドカードを毎日のお買い物に活用すれば消費者還元事業がすすめるポイント還元が得られるメリットもあるので使っておきたいツールです。
ぜひ参考にしていただければと思います。
この記事を作成するために実際に行った準備と信頼性
- 【au Wallet】、【おさいふPontaカード】、【Line Payプリペイド】、【dカードプリペイド】の合計4つのプリペイドカードを発行した結果を記事にまとめている。
- Apple Walletに登録できてポイント還元のメリットが得られるプリペイドサービスをリアルに探していた。
- アップルペイとdカードプリペイドを利用するためにアイフォン7に買い換えてまで対応した。
アップルペイでメリットが得られるプリペイドカード選び
アップルウォレットにプリペイドカードを登録しコンビニなどの支払いをキャッシュレス化したいぼくは下記の4つのカードを発行しました。
- au Wallet
- おさいふPontaカード
- Line Payプリペイド
- dカードプリペイド
この内auウォレットプリペイドカードはau回線でのiPhoneを契約していたことですでに所持していました。
では先ずこの中でアップルウォレットに登録出来るのはドコモの電子マネー【iD】のdカードプリペイドと【auウォレットプリペイドカード】になります。
しかしカードによっては専用アプリを設定しQRコードを読み取る決済方法を利用できます。
消費増税の負担軽減の対応策としてキャッシュレス決済にはポイントを還元する【消費者還元事業】にプリペイドカードも対象となります。
プリペイドカードと消費者還元制度
プリペイドカードはクレジットカードと同様に消費者還元制度を受けることができます。
電子マネーを使ったキャッシュレス決済でポイントが還元される仕組みです。
しかしあらゆるカードサービスが消費者還元制度を受けられるワケではないとされています。
消費者還元制度はカード会社がキャッシュレス決済事業者として国に登録されていることが肝心です。
ぜひ気になっているカードが制度に該当するか調べて見ましょう。
経済産業省の案内ページはこちらからどうぞ!
↓↓↓
キャッシュレス決済と消費者還元制度【経済産業省】
では各カードでスマホ決済に対応する方法をまとめてみます。
ピックアップした4つのプリペイドカードでスマホ決済する方法
- au Wallet
専用アプリを端末にダウンロードしコードを読み取る方法とアップルペイでの決済可能。
- おさいふPontaカード
スマホに設定しての決済は未対応、カードを利用しての支払いとネットショッピングでの決済のみ。
- Line Payプリペイド
コードでの読み取り方法で決済可能。
- dカードプリペイド
アップルウォレットに設定しアップルペイでの決済可能。
個人的な印象ではアップルペイでの支払いをメインで考えると便利なプリペイドカードはドコモの電子マネー【iD】が利用できるdカードプリペイドになります。
ではそれぞれのカードのメリットや特長を具体的にみていきます。
au WalletとおさいふPontaのメリットと特徴
au WalletとおさいふPontaカードの特徴やメリットをまとめます。
- au Wallet
au Walletのプリペイドカードはつい最近になってau携帯ユーザー以外に利用できるように一般開放されたばかりです。
au Walletはauのクレジットカードと併用し使うとメリットがあるプリペイドカードです。
なぜならau Walletクレジットカードで溜まったポイントをau Walleプリペイドへ移動させることが可能です。
au Walletクレジットカードのポイント発生率は200円からの利用で2ポイントが還元される仕組みで条件としては悪くありません。
つまり還元率としては1パーセントです。
光熱費や生活費などの多くをauクレジットカードにまとめておくとポイントも集約して貯まります。
こうして貯まったポイントをau Walletのプリペイドに移動してアマゾンなどネットショッピングでの買い物に利用していました。
ですからauユーザーにとってはメリットがあるau Walletの印象です。
もちろん一般ユーザーにも開放されたので現金をコンビニでチャージしてau Walletの情報をスマホに設定すれば【au pay】アプリを使ってキャッシュレス決済に利用できます。
au Walletは消費者還元事業に登録されているのでポイント還元制度を利用できます。
アップルペイでの利用を想定しアップルウオレットに登録を試してみましたが、無事認識されます。
- おさいふPontaカード
おさいふPontaカードのメリットを端的に表すとポンタポイントを活用することだと思います。
コンビニでちょっとした買い物をすることが多いなかでローソンの利用が頻繁にあるならおさいふPontaカードは1%のポイント還元率が設定されているので大いにメリットがあります。
この点をau WalletプリペイドとLineペイと比較してみるとこの2つのカードでのポイント還元分は0.5%になっています。
ですからおさいふPontaカードはローソンでのお買い物に限定するならメリットがあると思います。
ただおさいふPontaカードが経済産業省のキャッシュレス事業者登録されているカードに該当するのか情報がありません。
そしてもう一つのデメリットはスマホ決済の利用ができないことです。
実際にアップルウオレットに登録を試してみましたが、認識はされません。
もちろんスマホでの決済を考えなければローソンでの買い物はポイント還元率も良くクレジットカードと同じ使い方が可能です。
もしクレジットカードに抵抗があったりクレジットカードの発行が難しいのならおさいふPontaカードなら現金で買い物するよりPontaポイントがたまるメリットがあります。
おさいふPontaカードはローソン店舗で手に入れることが出来ます。
レジで店員さんに伝えることですぐに発行してもらえます。
Line Payプリペイドの特徴
Line Payは格安スマホも運営するLINEが主導する決済サービスです。
もちろん経済産業省のキャッシュレス決済事業者に登録されています。
ぼくはカードを使って現金からチャージする方法を考えたのでプリペイドカードの発行を行いました。
銀行口座からのチャージする使い方もできます。
専用アプリでコードを読み取るスマホ決済を利用できますから無理にカードを発行する必要はありません。
もちろんLINEモバイルを利用していなくてもLine Payをスマホ決済に活用できます。
アップルウオレットへの登録も試しましたが、残念ながら認識されませんでした。
ポイント還元率は利用額によってステージが設定される憎たらしい制度を設けています。
最低ステージならポイント還元率は0.5%になります。
もちろんこの還元率以上のステージを目指すことは可能です。
しかし1%の還元率となるステージを目指すには月5万円以上の支払実績が必要です。
ステージはカラーごとに4段階が設定されます。
Line Payのステージカラー
- グリーン
還元率2% 10万円以上の決済
- ブルー
還元率1% 5万円以上の決済
- レッド
還元率0.8% 1万円以上の決済
- ホワイト
還元率0.5% 決済額の取り決めなし
つまりコンビニでちょっとした買い物で還元されるポイントはたったの0.5%です。
現金でお買い物するよりはマシですね。
ただメリットとしてはせっせと貯めたポイントをLINEサービス内で利用できます。
Lineモバイルを利用するユーザーなら貯まったポイントを携帯料金の支払いに充てることも可能です。
dカードプリペイドのメリットと特徴
さてぼくが選んだdカードプリペイドのメリットはこの中で唯一Apple Payを利用できることです。
自分が選んだカードだけあってメリットを盛りだくさんで伝えます。
dカードプリペイドはキャッシュレス決済事業者登録された三井住友銀行が発行するプリペイドサービスです。
まずはメリットをまとめておきます。
- Apple Payを利用できる
- Apple WalletにPontaカードを設定しておけばローソンでdカード決済時にPontaポイントも貯まる
- dポイントが貯まる
- ポイントをPontaポイントに移動できる
では詳しく解説します。
アップルペイの決済を利用するためにはアイフォンにデフォルテでインストールされるApple Walletにカードを登録しておく必要があります。
この登録さえしておけばコンビニで読み取り機にスマホをかざして「ピコーン!」とできるワケです。
お金のチャージは現金をローソンでチャージする方法が一般的です。
クレジットカードからのチャージも可能ですがカード発行会社によっては手数料が発生します。
ぼくがメインで使うシェルPontaクレジットカードからのチャージは残念ながら有料となるのでローソンからの現金チャージで利用しています。
つぎのメリットとしてはdポイントが貯まることです。
ただし還元率としては先ほど悪口を言ったLinePayと同様で0.5%です。
けれどローソンではdカードプリペイドの提示で1%分のポイント追加とお買い物料金から3%オフされるので合計4.5%の還元になります。
しかもアップルウォレットにシェルPontaクレジットカードに付帯するPontaカードも登録しておけばローソンでの会計時にポンタポイントも発生します。
つまりポンタポイントとdポイントの2重でポイントが発生します。
貯まったdポイント分をPontaポイントに移動できるのもぼくにとってはありがたい機能です。
色々な種類のカードを使うとポイントがどうしても分散してムダがでてしまいます。
でもdカードプリペイドならPontaポイントとの連携も取れるので最近発行したばかりの【シェルPontaクレジットカード】の利用でポイントを集約できるようになります。
dカードで発生したdポイントとPontaポイントとしてまとめてガソリンスタンドの昭和シェル店舗でマイカーの給油に利用することだって可能です。
こうした背景とメリットがあってApple Payも利用できる【dカードプリペイド】を活用するに至りました。
dカードプリペイドはドコモ主導の電子マネー【iD】に関連するサービスのためiD加盟店とマスターカード加盟店で利用可能です。
ポイントは発生しませんがセブンイレブンでもアップルペイを使ってキャッシュレスでお買い物もできるので便利だと思ってます。
- dカードプリペイドを使ってみた印象
dカードプリペイドの使い勝手とスペックはいまのところ不満は無く気に入ってます。
ただdカードプリペイドをアップルペイで利用するには検討時に使っていた端末がアイフォン6だったため端末の買い替えが必要だと判明しました。
そろそろスペックが古くなってきたアイフォン6だったので中古端末をOCNモバイルONEで安く購入できるキャンペーン情報をタイミング良くキャッチし端末の買い替え費用は発生しましたがアップルペイの導入に対応しています。
おかげでコンビニの支払いは【キャッシュレス化】が図れ、しみじみと現金要らずのメリットを感じています。
Apple Walletにはdカードプリペイド以外にシェルPontaクレジットカードを登録し【クイックペイ】対応の店舗での決済に活用しdカードプリペイドと使い分けています。
ドコモのコード決済アプリ【d払い】にもシェルPontaクレジットカードを登録しポイントの取り損ね対策は万全です。
自分のなかではシェルPontaクレジットカードとdカードプリペイドの組み合わせは最強です。
もしぼくがドコモでスマホを契約するアイフォンユーザーだったらdカードクレジットカードをメインカードとして活用すればポイント還元のメリットがあるのではと考えます。
ですからドコモユーザさんであればdカードプリペイドとdカードクレジットカードを組み合わせばキャッシュレス化とポイント活用の盤石な体制が構築できるのではと思います。
まとめ!メリットがあるプリペイドカードは?
個人的な見解で4つのプリペイドカードをピックアップしメリットなどを比較してきましたが参考になる内容でしたか?
今回取り上げたプリペイドカードはあくまで個人的に興味を持ったサービスの一例です。
探せばもっとメリットのあるサービスとカードを発見できるのではと思います。
ぼくが今回たどり着いたdカードプリペイドは悪くない条件でおすすめできるプリペイドカードだと思ってます。
けれどどのカードにも一長一短ありどれが一番メリットがあるのかという答えは利用環境によって変わってきそうです。
最後に今回取り上げてみた4つのプリペイドカードの特徴をおさらいしておきます。
- au Wallet
- おさいふPontaカード
- Line Payプリペイド
- dカードプリペイド
auのスマホとauウオレットクレジットカードを使っているとポイントを無駄なく活用できるメリットあり、専用アプリとアップルペイでスマホ決済可能。
スマホ決済の利用を想定しないならローソン店舗で即時発行してもらえるので導入しやすい、ポンタポイントも貯まるメリットあり。
カードの到着は申し込みから数日かかるが利用額に応じた還元率が設定され溜まったポイントをLINEサービス内で利用できる、専用アプリでスマホ決済可能。
dポイントとPontaポイントとの相互連携が取れるのでポイント活用方法が幅広くなる、アップルペイにも対応。
いかがですか?
ポイントの発生率としてはカードそれぞれ違いますがポイント還元として現金でお買い物するよりも間違いなくメリットはあります。
契約している携帯電話のブランドに併せてプリペイドカードを選ぶのも一つの方法だと思います。
手軽にプリペイドカードを使いたいのならローソン店舗ですぐに発行してもらえる【おさいふPontaカード】はスタートも簡単です。
他のカードなら別途申し込みが必要ですし、自宅に届くまでに数日ほどかかります。
クレジットカードは紛失や悪用のリスクが心配でいまいち気が進まなくてもプリペイドカードなら万一悪用されてもチャージしている額しか損害はありませんのでリスクは限定されます。
ぜひ生活環境に合ったプリペイドカードを活用してキャッシュレス決済と消費者還元制度のメリットを受けていただきたいと思います。