レコード盤やCDアルバムの処分を思い立ちました。
コレクションはそれほど膨大ではないですがまとめると小ぶりな本棚1台分くらいにはなります。
いまはサブスクなども存在し、CDを引っ張り出して聴く機会も激減です。
お気に入りのバンドやギタリストの名盤は持っていたいところですがほとんどの作品は聴きこまれることなく放置状態。
実際、家の中のスペースを活用されないアイテムにムダに取られてます。
だったら、そろそろやってくるであろうお迎えに備えてスッキリさせておこうと考えました。
いささかネガティブな印象ですが今すぐお星さまになるような病気は発見されてません。
けどいつ動けないようになるか分からないので動けるうちに身辺整理をしておこうという趣旨です。
めんどくさい遺品整理で無駄な面倒もかけたくないですしね。
さてそんな決意でコレクションの整理を開始してしょっぱなに目に留まったSoulシンガー【MILIIE JACKSON】さんのデビューアルバム。
ずいぶんと前置きが長くなりましたが、今回の記事は断捨離記念にレコードに針を落としながらスッカスカの知識でMILIIE JACKSONさんのデビューアルバムとされる【もしもこれが愛ならば】を語ります。
なぜ買ったの?MILIIE JACKSONのもしもこれが愛ならば
購入したきっかけはおそらく単純なジャケ買いです。
MILIIE JACKSONさんの存在すら名前すら知らずに衝動で買ってます、たぶん。
買ったのは10年以上前に当時良く通っていた滋賀県草津市の中古レコード屋さんです。
当時会社勤めだった自分が将来のために料理教室(大阪ガスクッキングスクール)に通い、その教室がある時は毎回のようにレコード屋に立ち寄り(車椅子に乗り寄り)散財。
で、MILIIE JACKSONさんとの出会いがあり買っちゃったワケです。
名前すら知らない情報の中、ジャケットで判断するしかない自分は何気にパンチあるMILIIE JACKSONさんの佇まいにSou/R&Bなイメージを勝手に想像したのでしょう。
しかし残念ながら大して聴き込むことなく10年以上放置されていたMILIIE JACKSONさんのデビューアルバムが今回やっとお披露目の機会を得ます。
- アルバムの印象
購入した盤は日本盤となるポリドールレコードより【PURE SOUL】とネーミングされたシリーズ化された企画のようです。
ライナーノーツもちゃんと存在してます。
今回聴き返してみるとツボを押さえたギターのバッキングとしゃがれ気味なJACKSONさんの歌いっぷりを楽しむことができます。
JACKSONさんのボーカルは時にシャウトしますがアレサフランクリンさんの透き通るようなシャウトとはちょっと違います(ヘタレの個人的見解)。
葛城ユキさんをもっと黒っぽくした印象でしょうか?
うまく言えませんがそんな感じです。
全体的には太くてしゃがれ気味の声質を活かしたパワー系ソウルの聴きごたえです。
話題曲?としてはA CHILD OF GODが収録されてます。
残念ながらハマることはない印象ですがこういう感じがお好きな方にはたまらん1枚では?と思います。
デビューアルバム/ライナーノーツからの情報
薄っぺらい知識と見解で非常に申し訳ないところですが同包のライナーノーツに掲載の情報に触れておきます。
ライナーノーツによれば今回取り上げるアルバム【もしもこれが愛ならば/IF THIS LOVE】のリリースまでに既に2枚のレコードが発売されていると記載。
本国アメリカでは4枚目がリリースされとの情報を聞くなかで遅れてデビューアルバムが発売されたとの意味で読み取れます。
ネットでリサーチしたところ日本発売は1972年でほぼ間違いない様子。
- もしもこれが愛ならばに参加ギタリストは?
このアルバムでは残念ながらイナたーいギターソロは収録されていません。
控えめではありますがタイトでリズミカルなシブーいバッキングを聴くことが可能です。
念の為下記のキーワードでリサーチを試みましたがそれらしい情報は得られずです。
>>MILIIE JACKSON もしもこれが愛ならば ギタリスト
レコード盤/MILIIE JACKSONのもしもこれが愛ならばの相場価格
発売から50年以上経過した2021年現在でもMILIIE JACKSONのデビューアルバムをレコード盤で入手することは可能です。
外資系レコード会社あるいは個人経営の中古レコードショップでも在庫を確認できます。
そんな環境で恐れを知らぬド素人がメルカリで2000円を超える値付けで販売される実態を目にすることも可能です。
非常に残念ですがこの盤はそんな価格がつくプレミア感はない印象。
サブスクで手軽に聴くのが正解かと思います。
月額500円のアマゾンプライムからでもいくつかの曲は楽しめます。
より上位プランのアンリミテッドならガッツリとMILIIE JACKSONのアルバム作品を聴くことができます。
そんな中でビビビーンときたアルバムはCDあるいはアナログで買っちゃえばいいんじゃないでしょうか?
ちなみに今回紹介した自分が所有するデビューアルバムはA面の1曲目に目立つノイズが確認できます。
しかし針が途中でスタックして曲が進まないという致命的な状態ではありません。
ぜひ欲しいって人には送ってあげても良いなあと思う一方で発送の処理を考えると気分は萎えます。
適当な値段でメルカリに出品ってことも良いかもしれないが面倒臭さの方が勝ってしまう。
処分はしたいけど処分の方法に悩みます。
ではでは現代の便利なツールを活用しながら深きミュージックライフを楽しみましょう。
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