脊髄損傷の身体になって排泄障害を抱えることになりました。その結果、自分で力んで排便することができなくなりゴム手袋を着用し、「てき便」と呼ばれる方法で自分で便をかき出して処理しなければならなくなりました。
具体的には週2回ほどの頻度でトイレ日を決めています。レシカルボン座薬というガスの働きで腸の動きを刺激する座薬をいれ、「便がこんにちは」するのを待つのですが体調や季節、食べ物の影響で座薬を入れてもお通じがやってこないときがあります。
そのような便がなかなか降りてこない体調の時はとても長くトイレにこもらなければならずかなり体力を奪われます。
すんなりいって3時間~4時間。
きつい時でほぼ1日中トイレに篭っていたときもありました。まさに地獄です。この時は真夏でむちゃくちゃ熱い夏でもあり季節や気温はかなりお通じに影響を与えます。
こうしたつらいお通じの問題をなんとか少しでも快適にしたいのでいろいろと試してきた便秘対策をご紹介いたします。
普段から水分を適度におく習慣をつけておくこと。
仕事中や出かけることが多いとついつい水分を摂ることが疎かになりがちです、こまめに水分を摂っておくことが尿路感染も防ぐことにもなります。
たとえばどくだみ茶などは利尿作用と便を柔らくする働きがあるので水分を摂りながら膀胱炎と便秘対策ができるので一石二鳥です。
こんにゃくなどお通じに効く食べ物を摂っておく
こんにゃくは便秘解消できる食べ物としてよく知られています。でもこんにゃくだったら何でも良いというワケではなく、できるだけこんにゃくいもをふんだんに使っている手作りこんにゃくが効き目があります。
カップラーメンなどはできるだけ食べないようにしています
なぜだか解りませんがカップラーメンはあまり消化がよくなく便通にも影響するようで食べないようにしています。
程よく食べておくことも重要
食べすぎも良くないですが、食べておかないと腸の働きが悪くなるようです。当然食べてないので便が大腸のほうまで降りてきませんので結果的にお通じが悪くなります。
ある程度の油分を含んだものを食べておく
例えばラーメン屋さんのチャーシューとか脂肪がついているモノを食べておくとお通じに良い結果が出ています。
運動で身体を動かしておくことも重要
プールで泳いでおくと勝手に腸のほうまで動くのでやはり便秘には良いと思います。まあ時間的にプールや水泳は無理って場合もあるので、自宅でできるストレッチなどはやはりやっておいて損はないでしょう。
乳酸菌飲料もなかなか効きます
ヤクルトなどの乳酸菌飲料もお通じに良い結果があります。自分はコンビニエンスストアで購入できる「ピルクル」がお気に入りでお通じがすっきりしない状態が続くときは飲むようにしています。あまり飲みすぎるとお腹を下すほどなのでコップ1杯が限界です。
便秘で苦しむ方のご参考になれば幸いです。
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