脊髄損傷の排尿障害が影響の尿路感染と【どくだみ茶】の活用

バイク事故で脊髄を損傷し滋賀県の大津日赤へ救急車で運ばれ一週間ほどは集中治療室で処置をうけていました。
その後一般病棟へ変わるのですが、毎晩40度近い高熱がつらかったことを思い出します。

しかし時間がたつにつれ発熱は毎日が3日おきになり、一週間と徐々に感覚が空いてゆき今では一年に一回あるか無いかぐらいの頻度で高熱がでることがあります。

入院当初の発熱はおそらく脊髄を損傷したことによる身体の反応だと思われます(今ではよく原因を覚えていない)。

しかし現在でも発生する発熱は排尿障害による膀胱炎を引起し、おしっこ中のばい菌が原因で高熱が発生します。
このような症状を防ぐために入院中は水分を沢山摂るように!一日2リットルは水分を摂れと指導を受けます。

排尿障害と尿意のコントロール

ようするに脊髄を損傷してしまっているので、損傷した胸から下に感覚がなく、健常者のころのような尿意を把握することができません。

たくさん水分を摂るとそれだけおしっこが出るので、今度は尿漏れとの戦いです。おしっこを漏らしたくないので水分を摂りたいけれど飲めないという感覚になります。

外出中や仕事中は頻繁にトイレに行くことはできないので結果的に水分を制限してしまいます。なので水分を取れるのは仕事を終えて帰宅してからになりますが一気に2リットルを飲んでもあまり意味がありません。

もちろん飲まないよりはマシですが・・・
やはり最適なのは常におしっこが濁らないように絶えず水分を摂って尿をキレイな状態にしておくことが2リットル飲めという意味の本質でしょう。

しかし先ほども述べましたが、失禁の問題があるのでこれが中々難しい。おむつを当てて対処することもしていますがこれはあくまでちょっと間に合わなかったときの保険ぐらいの効果です。

たくさん飲めば尿漏れか(オムツをしていても染み出してくる)、頻繁なトイレで何にもできないという状態です。当然飲まなかったらおしっこが濁ってきてばい菌が増えて尿路感染で高熱が出てしまうことになります。

こんな状況なので高熱を防ぐために泌尿器病院でおしっこ中のばい菌をやっつける薬をもらいます。薬を飲めば体調は維持できるけども、困ったことに効かなくなってきます。そいうすると次は強い薬を飲むことになりこれの繰り返しです。

薬を飲み続けることの身体の負担も心配になってきます。

このままでいいのかなあと不安になっているときに図書館でどくだみについて書かれた書籍を偶然目にします。

何気に手にとりパラパラと見てみました。

ぜったい効く!ドクダミ (元気になる赤の本)

するとどくだみ茶が腎臓や膀胱炎に効果があると紹介されていたのです。

もしかしたら泌尿器科の薬をやめられるかもしれないと思い早速買って飲み続けることにしました。

購入したのはドラッグストアなどで購入できるフツーのどくだみ茶です。

飲み味と口当たりはもしかしたらお口にあわない人もあるかもしれないどくだみ茶ですが、自分は大丈夫でした。

そして数ヶ月飲み続けて発熱やおしっこが汚れてくる影響で感じる体のだるさがなくなりました。

数年前には毎日飲み続けていた泌尿器の薬も、どくだみ茶で完全にやめることが出来ました。

ひょっとしたらプラシーボ効果かもしれませんがこのような効果だけで何十年も体調が維持できることは無いようにも思っています。

どくだみの効果は腎臓や膀胱炎だけでは、他に沢山の効能があるようなので薬を飲んでいるけど効果がでないという方は一度試してみる価値はあると思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

オートバイ事故で脊髄損傷の障害を負うことになり車いす生活を送っています。 車いすの生活は2020年現在で34年目を迎えました。 このブログはぼくの車いす人生のなかで全力で取り組んできた経験や出来事をまとめています。 どうぞよろしくお願いいたします。 プロフィールページで触れていますがぼくはギターや音楽にも長年親しんできました。 ゴリゴリの昭和世代のためにいまでもレコードプレーヤーで音楽を聴いていますが音楽関連のガジェットにも興味があり気にいったアイテムをブログでレビューしています。 30年間の脊損人生でチャレンジしてきたことをこのブログでお伝えできればと思っています。 >>>プロフィールはこちら