
宇宙科学博物館【コスモアイル羽咋】の利用料金と身障者割引
羽咋市にある宇宙科学博物館のコスモアイル羽咋を見学しました。
コスモアイル羽咋では身体障害者手帳の提示で入場料金の割引制度を受けることができます。
他府県である京都府の身体障害手帳でも問題なく制度を利用できました。
制度の内容は高校生以上の大人1名が宇宙科学室の展示見学の入場料が通常400円であるところが手帳提示で半額の200円になります。
介助者さまあるいは同伴者さまが無料となるちょっと不思議な金額設定です。
グッズ売り場を兼ねる受付カウンターで入場料金を支払います。
グッズ売り場ではコスモアイル羽咋のオリジナル商品やNASAと宇宙人に関連した珍しい商品を購入できます。
宇宙食なども販売されていて売店の商品は飛ぶように売れていました。
このコスモアイルはプラネタリウムで宇宙にちなんだ映像作品を見ることができます。
今回は時間がなく宇宙展示室だけの見学となり、車いすでのプラネタリウム鑑賞の快適性を確認できず残念です。
ちなみにコスモアイル羽咋はネプチューンが司会のテレビ番組【ホリケンふれあい旅 にんげんっていいな】で紹介された施設です。
コスモアイル羽咋のバリアフリー情報
車いすスペース駐車場
コスモアイル羽咋は駐車場が2手に分かれています。
車いすユーザーが駐車しやすいのは玄関を左側に入った駐車スペースの方が利用しやすい印象です。
売店ショップのある右側の駐車スペースにももちろん身障者用駐車スペースが用意されています。
この場所に2台分の車いす駐車場がありますが、しかし駐車スペースが普通の駐車スペースとあまり変わらない印象です。
そのためドアも広々と開けにくく車いすの乗せ下ろしもそれほど快適ではありません。
このような印象があり車いすでの駐車場利用は正面玄関を左に入った駐車場の車いす用駐車スペースが利用しやすいです。
収納台数も多い駐車場ですのでもし身障者用スペースに止めることができなくてもそれほど不便はないと考えます。
なお宇宙科学館らしく身障者用駐車スペースの車いすに乗る顔のデザインは宇宙人になっています。
館内のバリアフリー設備
宇宙科学展示室にはエレベーターで移動します。
身障者用トイレは1階に設けてあります。
宇宙展示室の感想
館内の入り口で入場券を購入したあとエレベーターで2階に上がると宇宙展示室を見学できます。
宇宙展示室の入り口と出口にはゲートがありますが、車いす利用の場合はゲートの横に規制ロープを外すことで入場と退出が可能です。
展示室に至っては全く問題なく見学が可能です。
ただ宇宙カプセルなどの大型の建造物は高さもありコックピットなどの部分が車いすでは見ることができません。
同伴者がおられたらスマホなどで動画を撮って見せてもらいましょう。
これほどまでにリアルな宇宙展示品を見学できるのは他の施設ではなかなかありません。
実は宇宙展示室で見られる宇宙関連の設備はほとんどが本物であるということをご存知ですか?
中には実際に大気圏を突破し地球に帰還したカプセルも展示されているのでロケットマニア?さんには感動モノが満載です。
そのほかに実際に宇宙では使用されなかったけれども予備として開発・製造されたNASAの宇宙機器の本物を見ることができます。
これらの展示物はNASAから恒久的な貸与提供を受けた実物とのことです。
本物なんですからリアリティ満載です。
敷地内に設置されるロケットも本物らしいです。
コスモアイル羽咋への行き方
僕は今回コスモアイル羽咋へは能登半島の輪島から目指しましたのでのと里山海道を利用し千里浜インターチェンジから一般道に降りコスモアイル羽咋に到着しました。
関西方面から直接コスモアイル羽咋を目指すのであれば名神高速から北陸自動車を経由しのと里山海道で千里浜ICを目指します。
余談ですがのと里山海道は有料道路ではありません。
平成25年3月から無料になった自動車専用道路です。
排気量が125cc以下のオートバイは通行できません。
そういえばガソリンスタンドもありませんでした。
大変見晴らしも良く景色を楽しみながらドライブできる道路です。
随所にドライブインなどのサービスエリアも点在し休憩や食事を取ることができます。
安全運転を遵守しながら快適なドライブを楽しみましょう。
京都からコスモアイル羽咋へは自動車を利用し高速道路で目指した場合、所要時間は片道でおよそ6時間の移動になります。
日帰りでももちろん行けなくはないですが無理は禁物です。
自分の命と人様の命を危険に晒してまでドライブをする意味はありません。
なので関西方面からコスモアイル羽咋を見学するのであれば必然的に宿泊が前提となります。
僕は今回スズキソリオで車中泊キャンプで睡眠を取り、疲労を和らげる為にも日帰り温泉に浸かり休息を取りました。
余談的ですが以下の章で温泉とキャンプ場のバリアフリー情報をまとめます。
能登半島の温泉施設【門前じんのびの湯】は車いすで入浴できる?

浴場まで段差はなく脊髄損傷でも利用しやすい温泉だったよ!
湯船から海が見えてすごく見晴しがいいよ!
京都から高速道路を利用し金沢駅周辺を観光したあとドライブの最終目的地である能登半島の袖が浜を目指しました。
途中で日帰り利用もできる温泉宿泊施設のファミリーイン ビュー・サンセット【門前じんのびの湯】に立ち寄りました。
事前にホームページでバリアフリー情報をチェックしておきましたが公式ページには車いす利用などの情報は乏しい印象です。
さらに念のため楽天トラベルの情報も確認した結果、バリアフリー情報としてトイレの設置があると判明しました。
電話で確認することも可能ですが問い合わせることで逆に不安を与えてしまう恐れがあります。
ぶっつけ本番で現地に行って判断することにしました。
受付へ向かうと介助者は?との問いかけがありましたが一人で大丈夫ですとの返事であっさりと日帰り入浴のお会計が完了しました。
めでたしです。
玄関もスロープのアプローチで問題もなく浴場内も特に介助が必要となる段差はありません。
残念ながら車いす用の駐車スペースはありません。
能登半島のファミリーイン ビュー・サンセット【門前じんのびの湯】は車いす利用者としては快適に過ごせる日帰り温泉のひとつになりました。
能登半島で利用したキャンプ場

今回能登半島をめぐるドライブ旅行で宿泊に利用したのは袖が浜キャンプ場です。
ちなみにテント泊ではなくソリオでの車中泊を試みました。
この袖が浜キャンプ場は輪島市が管理するキャンプ場です。
輪島市のホームページにて情報を確認できます。
ホームページのキャンプ場内容にはバリアフリーの情報は乏しく身障者に対しての設備は期待できない印象です。
車いすで実際に現地を利用してみたところ車いす用トイレは確認できません。
しかし通常のトイレは段差があるものの自力で乗り越える程度だったので小の方はなんとか利用できます。
カテーテル利用される場合でも手洗いがあるので対応できるかと思います。
ただし大便の個室スペースは車いすでは利用できません。
しっかりと出すものをすっきりさせてからキャンプにおでかけください。
浜に降りるのは階段があるので車いすでは難しいです。
景色は抜群できれいな夕日を眺めることができます。
周辺には散策できる岩場の遊歩道があり車いすでも一部の階段を除き概ね楽しめます。
まとめ!
コスモアイル羽咋のバリアフリー情報は参考にしていただけたでしょうか?
コスモアイル羽咋のホームページ自体にバリアフリー関連の情報が乏しいので不安になるかたも多いかもしれませんね。
トイレも問題なく利用できるので安心して見学に訪れることが可能です。
ぜひ行ってみてください。
段差はなく脊髄損傷でも利用しやすい施設だったよ!
収容台数も多く広々とした駐車場で車いすドライバーもアクセスしやすい所だよ!