クルマを運転する上で必須と言える自動車保険ですが契約と加入はどのようにされてますか?
ぼくはホンダの軽自動車NBOXを保険代理店から契約していました。
新車で購入してから代理店より東京海上日動さんで継続してきましたが加入5年を目の前にちょっと軽にしては高いかも?と思い始めたのです。
で、近頃テレビを観ていても保険料は走る分だけ!と可愛い女優さんが登場するネット自動車保険で試しに見積もりしたところかなり安くなることが分かりました。
見積もりを出す上で現在加入する契約をベースにしながらオプションや特約の内容を詳細に確認する作業を行い非常に腹立たしい事実に気付くことになります。
なぜなら同じ代理店で加入するケガの保険と重複する特約まで契約させられていたのです。
確かに契約の内容をしっかり把握しないまま放置していた自分の不手際に間違いはありません。
しかしムダな特約を契約させておく代理店の無責任さと「奪おう」とする姿勢に一気に信頼を失いました。
もうあいつらには任せておけない!
そう考えたぼくは自動車保険と傷害保険を徹底的に見直すことにしました。
その結果、重複している特約を外しネット系の自動車保険に乗り換えることで年間で2万3千円ほど保険料が安くなり大幅に節約できることがわかりました。
この現実が分かった以上、お金を奪うことしか考えてない代理店で契約している意味は無いので満期まで契約が残っている保険を解約することに。
今回は乗り換えを行ったネット系自動車保険と比較した店舗型保険会社を紹介しながら手続きの流れなどを解説したいと思います。
目次
自動車保険の契約の条件と代理店への不信感
ホンダNBOXの平成23年型を東京海上日動保険会社で年払いの一括引き落としで保険料は6万6千円ほど。
おおまかな契約条件
このような条件に必須と言える対人対物無制限特約や車両保険などその他の細かな補償を盛り込んでありました。
ほとんどの特約や補償はほぼほぼ必須と言える条件と思われるでしょう。
ですがぼくの場合は人身傷害特約という車外補償とレンタカー費用補償の2点について特約が追加されていることが代理店へ不信感に繋がりました。
保険代理店へ不信感を抱いた理由
じつはクルマの保険を契約した同じ代理店から不慮の事故などでケガが負った場合に補償を受ける事ができる傷害保険に加入していました。
なぜなら自動車保険でカバーしている人身傷害特約の方ではあくまで運転中や歩行中に自動車との接触による交通事故の補償に限られているからです。
自動車運転中以外の単独歩行中、スポーツレジャーなどさまざまな場面でのケガに対しては人身傷害特約で車外中のケガ補償をつけていてもカバーされないので別途の傷害保険で補償しておく必要が出てまいります。

早い話が傷害保険に加入しておけば自動車保険での人身傷害特約が不要となるのです。
つまりぼくの契約と補償内容は重複していたワケですね。
こうした契約状況を同じ代理店の同じ担当者が手続きしているなら気付くべきだしアドバイスなり確認が必要だと思いませんか?
だがしかし。
クルマも傷害の保険も手続きしている担当者は「補償内容が重複している状態です問題ないですか?」のお伺いと説明もないまま加入させていたのです。
「言うてる意味は分かるけど顧客のひとり一人契約内容をきっちりと把握するなんてそもそも無理やぞ!」
このような反論もあるかもしれませんね?
じゃあ商品を売って契約を取ってるお前らが(代理店と担当者のこと)契約内容をいちいち把握するなんかムリや言うてたら存在意義がそもそもないに等しい。
保険に詳しくない素人の情報弱者に対し複雑に入り組んだ保険構造と内容に鋭いメスを入れ謎や疑問を徹底的に究明し補償と安心を提供するのが代理店と担当者の仕事であり存在意義だとぼくは思います。
けれどじっさいに保険の内容を確認したくて詳細を担当に質問したらしたで露骨にウンザリした顔を見せるありさま。
そもそも彼らは実に忙しく時間に追われてるので客の要点の外れた質問にいちいち付き合っていられないのです。
じゃあ何のためにわざわざ代理店を通して契約しているのか?
何のためにキミらは存在するのか?
ふざけるなと言いたい。
存在価値のない担当者の無神経な仕業はまだある
自慢ではないがぼくは重度の身体障害により車いすを使って生活し自動車に手動装置を取り付けて運転している。
ようするに手動装置を取り付けたクルマしか運転できないのである。
当然身障者用が運転できる手動装置がついたレンタカーなんてほとんど存在しない。
例えば車検のとき車屋さんから代車を出されても手動装置が付いてないので運転できない。
このような条件のため自動車保険にレンタカー費用特約なんてつけていてもただの金のムダ使い。
彼ら代理店はこんなことを知ろうともしないし確認を取るつもりもないし金を搾取されただけである。
説明も確認もないまま情報弱者に対してお伺いもなしに不要なものまで買わせようとする姿勢が気に入らない。
ハッキリ言ってかなり僕は怒っているのである。
このような顛末が自動車保険の乗り換えに動く理由でありました。
ネット系と店舗型の保険を比較
乗り換えを検討した保険会社は以下の企業さまです。
実店舗代理店型
ネット型自動車保険
結論を述べますとイーデザイン損保さんへ乗り換えを行いました。
イーデザイン損保を選んだ理由
保険料が決まる料金設定の条件に免許証の色と前年度の走行距離をベースに算出している点と見積もり画面が分かりやすくチャットで質問できる機能があり契約に結びつきました。
イーデザイン以外の上記の3会社さんの保険料もサービスも比較してだいたい同じぐらいです。
特別にイーデザインさんが事故対応力がズバ抜けて良いという部分は無いと思っています。
しいて言えば事故報告すればセコムさんが駆け付けてくれるという点でしょうか。
ちなみにソニー損保さんも同じサービスを提供しています。
ただしソニー損保さんは契約時に申告した走行距離より超過した場合は超課金が発生する仕組みのためマイナス評価となりました。
実店舗代理店型のJAさん全労済さんは費用的には悪くない数字
実態の無いネット保険に抵抗を持たれる自動車ユーザーさんも確かにおられるでしょう。
こんな方は店舗で契約しながら保険料も比較的安くなるJAと全労済がおすすめです。
実店舗として存在するので事故があった場合の対応でも安心感が持てます。
保険料金はネット系と同じほど安くなるのは難しいですが大手の代理店契約型の東京海上日動と比べてもかなり安くなります。
ちなみにJA自動車共済では自賠責セット割引という制度があり任意保険である自動車共済と自賠責保険を同時に加入するとお値段が割引されます。
ぼくはクルマの保険はイーデザインを選びましたが、バイクの保険はJAのセット割引を利用しています。
むちゃくちゃ大幅に安くなるワケではありませんが少しでも保険料を抑えたいという部分では意味のある制度だと言えます。
ただしJAのセット割引を活用するには自動車保険の満期日以外に自賠責保険が更新となる車検のタイミングでJAの自賠責を契約しなければなりません。
じっさいここら辺りの手間が面倒になり今回の自動車保険乗り換えはJAは選択肢から外した理由でもあります。
ネット系自動者保険のデメリット
ネット保険の場合は担当者の顔が見えない中で手続きを行う必要があります。
もしかしたらこの点がいちばんのデメリットであり不安材料なのではと思います。
契約自体はネット画面で完結し証券を必要としない場合では割引となり送付されないケースも存在します。
補償条件も特約の内容もすべて自分で把握し選択する必要が出て参ります。
その上で全部自分できっちり理解し完璧に情報を入力し手続きする必要があるのです。
このような面でネット系の保険契約は不安を抱く部分が存在致します。
こうした不安を取り除く対応がフリーダイヤルやチャット機能
大手保険会社の場合ではこちらが聞きたいことがあっても代理店担当者が仕事をてんこ盛り抱え忙しくなかなか質問するスキを与えてくれません。
ですがネット保険ではフリーダイヤルやチャット機能を提供されています。
ネット保険のひとつのデメリットとしては担当者の顔が見えない中での手続きとなります。
このような不安を払拭するサービスとしてイーデザインではフリーダイヤルやチャット機能でオペレーターさんに質問することが可能になっています。
イライラするオペレーターさんもいらっしゃいましたが基本的にはサービスの内容に答える専門職なのでじっくりとこちらの確認したい内容を質問できます。
なのでぼくは誠実に対応するつもりもない代理店が付き合ってくれなかったような疑問点をオペレーターさんに対応して頂き、不安材料を全て潰して行った結果スッキリと特約内容が理解出来たのでネット系保険でも全く問題ないと判断し契約しました。
いくら代理店契約で担当者がついていても質問するヒマも与えてくれないのでは担当者がいないのも同じです。
イーデザイン自動車保険の乗り換え方法と手続き
必要なモノ
上記を用意しておくことで契約手続きが可能となります。見積もり段階であれば車検証や保険証券の情報だけで問題ありません。
では早速現在の自動者保険の契約内容をベースに見積もりをあげてみましょう。
インターネットのイーデザイン公式サイトからカンタンに見積もりを算出できます。
しっかりと内容を確認し必要な特約と不要な契約を選びとりご家族の意向も忖度し決定しましょう。
解約の手続き
満期日や乗り換え希望の日程に応じて解約のタイミングを合わせて現在加入している保険会社のカスタマーセンターあるいは代理店に乗り換えの旨と日程を連絡しましょう。
電話連絡としては新しい保険会社と解約する保険会社への連絡だけなので極端に言えば二回電話するだけです。
代理店型の保険では書類手続きによって解約が完了します。
ですがカスタマーセンターへ連絡した日付を持って解約となり後日後追いの形で書類手続きという流れになります。
満期の期日まで契約が残っていても解約できる
ぼくは代理店への怒りと不信感から満期まで5ヶ月も残っていましたが乗り換えに動きました。
乗り換えを前提にイーデザインさんへチャットや電話などで詳細を確認していると細かいことがだいぶんとアタマの中に入っていきました。
半年後の満期を待つより今のタイミングで乗り換え手続きを済ませてしまった方が二度手間にならないと考えたからです。
手続きはここまでご説明した流れでスンナリ進行しましたが…
ですが!
問題は払い戻し金額でやっちまったなあと思い知ります。
きっちりと確認しなかった自分が恨めしいのですが一括年払いで5ヶ月もの期間を残して解約するわけですよ。
普通に考えても¥66,000ほどの一括払いなら単純計算で¥27,500の数字です。
この想定で払い戻しがあると考えていたのですが実際はなんと⁉︎
¥15,950でした!
月払いで¥5,500からの保険料を払ってるのに計算が合わないので東京海上日動のカスタマーセンターへ電話を入れ確認。
すると短期率計算の結果で金額を出している。
5ヶ月を残している短期率計算では25%の金額。
このようなお返事を賜り、コイツらはどこまで行っても金を奪うつもりと判断した。
まあそもそも確認しなかった自分が未熟だったという話ではあります。
まとめ!補償の充実と節約のためにも代理店任せは止めましょう!
安全と補償のためには絶対に入っておきたい自動車任意保険も掛け金として決して安いものではありません。
大切なお金を使って保険加入するワケですから代理店のいいなりにならずしっかりと内容と補償条件を把握することが大事なことであると今回の件で教訓を得ました。
できれば保険を使うような事態は避けたいものですがいざという時のための保険は代理店任せにせずしっかり充実した内容で契約しておきたいですね。

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