先日おかんが使うスマホをiPhone6からiPhone7Plusに変更しました。
この出来事のなかで高齢者がスマホを使う点で参考になるポイントがあると思い気づいたことをまとめます。
ではまずiPhone7Plusの利用に至った背景と契約環境などに触れておきます。
老齢のオカンにiPhone7Plusを購入
今回オカン専用機として使うiPhone7Plusは格安SIM【OCNモバイルONE】で手配。
OCNモバイルONEはdocomoを運営するNTT系の格安SIMサービスです。
>>NTT系が運営する格安SIM【OCN モバイル ONE】OCNモバイルONEは個人的に2度目の契約です。
過去に僕自身が契約して通信環境が良かったこと、キャンペーンのタイミングならアイフォーンを安く購入できるメリットがあり、再度この機会に利用。
今回は中古端末という条件ではありますがほぼ新品と言っても良い極美品をかなり安い価格で購入。
ぼく自身も現在使うiPhone7は2年前にOCNモバイルONEで購入した中古端末ですが状態も良くトラブルはありません。
ですのでOCNモバイルONEで扱う中古端末に不安はないです。
さてオカン専用機となるiPhone7Plusは端末とSIMカードのセット契約でマイネオからMNP乗り換えを実行。
マイネオの契約では2014年発表のiPhone6を使っていたのでオカン自身はiPhone7Plusへ対応できるハズ。
かなり旧型となったiPhone6のiosサポートやアプリのアップデートが停止される前に早めにiPhone7へ変更した次第です。
高齢者がApple製スマホとiPhone7Plusを選ぶメリット
80歳となるオカンがiPhone7Plusへの変更で良かったと思えることを端的に述べてみます。
- 80歳となるオカンがApple製スマホとiPhone7Plusを選ぶメリット
- iPhoneの物理的ホームボタンは高齢者にピッタリ
- アイフォンはバージョンが変わっても基本操作は同じ、改めて操作を覚える必要はない
- iPhone7Plusの5.5インチ大型ディスプレイの恩恵でオカンのLINEが覚醒
3つのこのようなメリットが得られました。
詳しく解説していきます。
- 物理的ホームボタンは高齢者にピッタリ
旧型モデルのアイフォーンには物理キーのホームボタンが搭載されてます。
残念ですがiPhoneX以降はSE2を除き物理ホームボタンは撤去されてしまいます。
しかし物理ボタンは高齢者が使う上でで操作説明がしやすいし、本人も理解しやすく操作もラクです。
じつはおかんのスマホデビューは2年前にアンドロイド端末のユミデジ(UMIDIGI)からでした。
アンドロイド端末のホームボタンである▲マークを表示させるには指でディスプレイを下から上になぞる操作が必要です。
じっさいに使ってみるとこの操作が意外とめんどくさかったりします。
でもiPhoneなら端末上にボタンが存在するので悩むことはないし、ややこしい画面に迷い込んでもとりあえずホームボタンを押せば復帰できる。
ゆえに高齢者にはホームボタンが物理キー搭載のアイフォンがぴったりと思います。
- アイフォンはバージョンが変わっても基本操作は同じ
iPhoneなら端末バージョンが変わっても基本操作は同じです。
なので改めて操作を覚える必要はないので年寄りには負担が少ないです。
もちろんアンドロイド端末でもそう言えるところはあります。
しかしメーカーやモデルごとにOSや仕様、価格もそれぞれ違うので端末を選ぶ際に脳にストレスがかかります(オカンは端末を購入しないので関係ないが)。
まあ早い話が僕自身がアイフォンの方が設定もラクだし使い方の説明もカンタンなので気に入ってます。
端末の入れ替えはiCloudでバックアップ環境を整えているiPhoneが間違いなく勝ってるような気がします。
- 5.5インチ大型ディスプレイの恩恵でオカンのLINEが覚醒
今年80歳になるオカンはかなりの機械オンチです。
機械オンチは昔からの特徴で年寄りになってからでありません。
機械オンチのおかんですからスマホの操作も器用にできるハズもなくLINEのメッセージ機能も使いこなせません。
なんとかLINE電話を使えるレベルでした。
そこからレベルアップしてスタンプの使い方を覚えました。
何があってもおかしくない年齢なのでとくに猛暑が激しく熱中症が心配の夏場はスタンプの送受信で生存確認に活用してました。
でも文字入力が難しいようでメッセージの送信がムリでした。
しかしiPhone7Plusの【5.5インチ大型ディスプレイ】になったおかげで「あいうえお」などを入力できる文字スタンプを操作できるようになりました。
このスタンプを使いこなしオカンのLINEは覚醒し始めます。
【覚醒を始めたLINE画像がこちら】
おかんはニュータイプだったのかとさえ思いました。
5.5インチ大型ディスプレイのメリットで設定から画面拡大に変更し虫眼鏡を使ってメッセージを読むことも卒業できました。
iPhone7Plusの購入は多少の出費を伴いましたが高齢者のスマホ活用の問題を解決する手段にもなり投資効果が得られました。
高齢者がiPhone7Plusを使うバリアフリーなメリットのまとめ
しかしこの環境に対応するには問題もあります。
格安SIMゆえのMNP転入手続きや初期設定のハードルも存在します。
当然年寄りが自分で格安SIMの乗り換えに対応することは難しく誰かのサポートが必要です。
たとえば年配者のスマホ操作の問題については大手携帯ショップではこうした年齢層向けのサポートを行ってます。
けれど実際の現場ではムダなオプションに加入させていたりと費用面で高額になるケースも散見されます。
世の中が弱者に寄り添う環境であることを祈ります。
なので誠実で良心的なサポーサービスさえあればウチのおかんのように難しそうなスマホを快適にデビューできる可能性を秘めています。
スマホを使うことでボケ防止にもなりそうですし、メリットは多いです。
おかんにはユーチューブの視聴方法も教え【氷川きよしさん】や最近は【天野涼さん】という演歌歌手にハマり良く観ているようです。
ささやかですが親孝行できたかなと思ってます。
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