脊髄損傷の人生は問題解決の日々です。
違う言い方をすればアイデアと工夫の毎日です。
いろいろなことがありますが嘆くヒマはありません。
過去を後悔するよりも問題を解決する方法を考えて行動ができる脊損を目指しましょう。
脊損の毎日は問題解決の積み重ね
1986年の6月にオートバイ事故で脊髄を損傷し車いす生活を送ることになりました。
2020年5月で脊損人生は34年目を迎えました。
ツライこともありましたがイヤなことばかりの脊損人生ではありませんでした。
強がりのように聞こえるかもですが、【やりたい】と思ったことはほとんど実行してきました。
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やりたいことを行動に移す段階や、その過程でいろいろと問題はでてきます。
問題の中身は物理的なものもあります。
もちろん障害者ゆえの問題も発生します。
あるいは突然のアクシデントも襲い掛かります。
アクシデントは体調に関わるものが多かった思い出が残ってます。
いまでも体調に影響するアクシデントとトラブルが途切れることはありません。
しかし対策を考えることでその都度、解決してきました。
思考は現実化する
自分のやりたいことに立ちはだかるハードルや問題は意外にも考えているとアイデアが沸いてきます。
ひらめきの瞬間です。
ムリっぽいかな?と思っていてもいつの間にかアイデアが出てきて対策がまとまっていたりします。
体調に関わる問題もその都度、向き合っていかないと毎日を楽しく過ごすことはできません。
対策を必死に考えることで良い方法に巡り合えます。
ですから、脊損の人生は工夫と対策の人生だと断言できます。
脊損人生は工夫を楽しむ人生である
脊髄損傷は不幸の人生ではなくてもしかしたら問題を解決する過程を楽しむ人生なのかもしれません。
できないをできるに変えるのです。
ムリかも?をやりたい!に変えるのです。
そのためには自分自身が良き精神状態でいる必要があります。
自暴自棄になったりやけくそになったりするような後ろ向きの気持ちだと良い考えも浮かびません。
体調が悪いときは気持ちがやはり落ち込んでしまいます。
そんな沈み込んだ気持ちのときにムリやり元気を出す必要はありません。
しかし今後の対策を考えることはできます。
うんこを漏らしてしまった原因と漏らしてしまったときの対処方法を一緒に考えましょう。
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ちゃんと問題に向き合えば自分に合わない食べ物や用意しておく物が発見できます。
問題に対してひとつ一つ解決していけば「脊損ってそんなに大変でもない」と思えるようになります。
チャレンジできる脊損でありたい
体調面のコントロールは行動の基盤です。
対策すればそれほど体調面でのアクシデントも怖くありません。
最終的には開き直りです。
そんなしっかりした気持ちは行動のための土台です。
チャレンジできる自分でありたい!そんな気持ちにさせてもらったのが、かん吉氏の著書【人気ブロガー養成講座】です。
この本の言葉が琴線に触れました。
ぼくはいまコーヒー豆焙煎機の製作にチャレンジしたいと考えています。
2015年まで自家焙煎珈琲の移動カフェを経営していました。
焙煎機の盗難に遭い廃業を決意しましたが、手作りの焙煎機でもう一度珈琲豆に関わる仕事にチャレンジしたいと思ってます。
これから全力で焙煎機の構造の問題を解決していきます。
もちろんお金を出せば焙煎機を自作する必要なんてありません。
じゃーなんでそれをしないのか?
それは出来あいの機械をポンと用意するよりも自作焙煎機の方が面白いし自分らしいと思うからです。
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