【映画】汚れた英雄のレースシーンで登場するバイクと排気音が超カッコいい2ストレーシングマシンの魅力

ラリホー(ライディングハイー)
ラリホー(ライディングハイー)

みなさまご存知の80年代の超カッコいいバイク・オートバイレース映画【汚れた英雄】。

草刈正雄さん主演のレース映画汚れた英雄は2ストファンには貴重な作品!

2016-10-11

冒頭のフレーズはローズマリーバトラーが歌う主題歌ライディングハイのサビの歌詞である。

ローズマリーバトラーとは?

ウィキペディアより

1960年代前半から女性バンド“The Ladybirds”のベース担当として活動。その後、別バンドの“Birtha”に参加したり、ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタット、ジェームス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、ボズ・スキャッグスらのバック・コーラスを務めるなど活躍。1979年のアメリカ映画「地獄の黙示録」では兵士を慰問に訪れるプレイメイトの役で出演している。

1982年に角川映画『汚れた英雄』のテーマ曲「汚れた英雄」(英題:Riding High)を歌ったことで、日本でもその名が知られるようになった。日本での作品に、「汚れた英雄」のほか、『幻魔大戦』の主題歌「光の天使」(英題:Children Of The Light)やドキュメンタリー映画『ウィニングラン』の主題歌「Call Of The Wild」がある。

【余談】ローズというタイトルであれっ?と思う方!

ちなみにこの主題歌を収録しているアルバムのタイトルが【ローズ(ROSE)】なのであるがローズと聴いてジャニスジョップリンと連想する方もいらっしゃるハズ。

この【ローズ】というタイトルはアメリカの1970年代に活躍した女性ブルースシンガーソングライター【ジャニスジョップリン】をモデルにした映画作品と同名の主題歌。

そして主題歌ローズを歌ったシンガーが【ベットミドラー】である。

ベットミドラーとは?

ウィキペディアより

1979年の映画『ローズ』では、ジャニス・ジョプリンをモデルにした主人公を演じてアカデミー賞にノミネートされた。また、同作の主題歌『ローズ』でグラミー賞を受賞[6]。1992年には”The Tonight Show”でエミー賞を受賞。

ローズというタイトル繋がりで主題歌を歌った二人の女性シンガーの名前もなんとなく似ていて不思議(勝手にそう感じているだけか?)。

さて本題!汚れた英雄に登場するレーシングマシン

主人公の北野晶夫(アキオ)を演じているのはNHK大河ドラマ【真田丸】で真田正幸を飄々とした役柄で表現した俳優【草刈正雄】さん。

映画の中でレースシーンを担当したのは当時ヤマハのスター選手平忠彦さんがスタントとして登場しています。

そして映画のレースシーンで駆け抜ける?(表現が恥ずかしい)バイクが今ではもうオートバイレースで見ることはできない2ストロークレーサーである。

映画【汚れた英雄】で走るレーサーの車種とメーカー

作品に登場するマシンはほとんどがオートバイメーカーであるヤマハのレーシングマシンとなっている。

この理由は映画撮影を全面的に協力したヤマハとの関係性によるものと判断されます。

ヤマハが協力したことでヤマハ発動機が所有する国際レーシングコース「菅生サーキット(スポーツランドSUGO)」においてレース場面を撮影。

映画に参加した現役レーシングライダーもヤマハ系のチームに所属する人選となりヤマハ製レーサーの登場が多くなっている。

北野晶夫がライディングするヤマハ市販レーサー「TZ500」

ストーリーの設定では北野晶夫はヤマハ系のプライベートチームオーナー兼ライダーというポジション。

こうした背景からマシンも設定通り忠実にヤマハが発売する市販レーシングマシンのTZ500に乗っています。

市販のレーシングマシンをコンペティションモデルと呼び、プライベートチームに所属するライダーはYamaha「TZ500」を購入しレース活動を行います。

レースシーンに映るマシンは全てヤマハ製なのかというとそうでは無くときおりカワサキ重工業のワークスマシンの「KR500」に跨るライダーやスズキ製市販レーサーのRBGが走る姿も確認できる。

これらのレーシングマシンに搭載されるエンジンは2ストロークのパワーユニットが採用されているマシンである。

現在のオートバイレース最高峰クラス「モトGP」では4ストロークエンジンと新しく導入された電動モーターバイクの「moto-e」であるがこれより前の時代は世界選手権ロードレースと呼び2ストマシンで行われていた。

モトgp元年から2002年シーズン途中までは4ストマシンと2ストロークマシンの混走であったが翌年の2003年には完全に2ストマシンは姿を消してしまうことになる。

1980年代のバイクブーム絶頂期を過ごした僕としてはオートバイ世界GPと言えば2スト。

バイクレースの魅力と言えば2ストロークマシンから聴こえる甲高く唸るようなエキゾーストノート(排気音)とチャンバー(排気マフラー)から排出される白煙。

ひと括りに2ストと言えどもバイクメーカーとレーサーによってそれぞれ排気音がまるで違うのも魅力だった(もちろん4ストだってそうだが)。

ひとつの時代を築いた2ストロークマシンであったが環境問題などの懸念と対応によりマーケットから完全に締め出され販売開発は終了となった。

汚れた英雄にHONDAのレーシングマシンは登場していない

ホンダのロードレーサーと言えばアメリカ人ライダーのフレディースペンサーが世界チャンピオンを獲得したワークスマシン「NS500」。

スペンサー以外にも日本を代表するレーシングライダー「片山敬済」選手が1982年にこのNS500を駆りサーキットで大活躍していた。

しかし市販車レーサーであるRS500の販売は1983年からのリリースのため映画「汚れた英雄」が撮影された1981年の時点ではやっとNS500の開発が始まったばかりであった。

このため劇中にホンダの2ストマシンが登場することが出来なかったと判断される。

北野晶夫のライバル役となる大木圭史はワークスマシン「YZR500」に乗る

市販レーシングマシンのTZ500に対してワークスライダーが乗るマシン「YZR500」の存在がある。

映画では北野晶夫のライバルである大木圭史が乗るバイクがそのYZR500になる。

YZRはアメリカ人の世界選手権チャンピオンライダー「キングケニー」ことケニーロバーツ選手が駆り1979年から3年間シリーズタイトルを獲得している。

ケニーロバーツ選手が乗るYZRに黄色と黒のラインでカラーリングされた別名「ストロボカラー」あるいはインターカラーや「チェーンブロックカラー」と呼ばれるカラーリングはアメリカでのモーターサイクル事業を推進していくための戦略的な意味合いで採用されている。

見事にヤマハはケニーロバーツの貢献によりアメリカでの知名度を広めることに成功したとされている。

ちなみにこの大木圭史のレースシーンを演じているのが当時ヤマハの契約ライダーであった木下恵二選手。

木下選手はフレディースペンサーが参戦した1983年開催の日本GPにてアグレッシブな走行でスペンサーを追従し残念ながら1分50秒を経過したタイミングで転倒リタイヤとなった。

ガッツある走りでスペンサーを追っかけた木下選手の映像をYouTubeで観ることができる。

まとめ【2ストマシンの魅力】

もう今では中古車市場でしか購入することが出来ない2ストエンジンのオートバイ。

環境問題や排ガス規制の問題などの影響で淘汰されてしまったのはバイク好きとしては残念でなりません。

もし可能ならもう一度乗ってみたいオートバイは?と問われたら間違いなくヤマハRZ250と答えるでしょう。

人間のスピード感を満たす魅力が2ストエンジンに詰まっていると思うのですがいかがでしょうか?

もし機会があればぜひとも2ストエンジンを搭載したオートバイを体験してみて欲しいと思います。

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オートバイ事故で脊髄を損傷し下半身不随の身体で50歳という年齢を迎えることができました。 交通事故で車いす人生を送ることになってしまいましたが30年間の中で色々とチャレンジしてきたことをこのブログでお伝えできればと思っています。 主なテーマはつぎのようなカテゴリーです。 ・障害や脊髄損傷に関すること ・オートバイとサイドカーに関すること ・エレキギターに関すること ・柴犬に関すること ・その他 取り留めない内容をお届けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。