インターネットが普及する便利な生活になった反面、通信費などを中心に生活コストが膨らむ一方ではないでしょうか?
そこで固定費を下げるために検討したいのがインターネット回線や生命保険などの乗り換えです。
インターネットというインフラ普及の恩恵で通信費というコストは発生するものの自動車保険乗り換えのようにネット型のサービスに乗り換えることで固定費を下げることが可能です。
こうした見直しによってぼくは年間で10万ほどの金額の固定費を下げることができました。
そこで固定費削減を目的に実践してみた契約の変更や乗り換えたサービスの内容などをご紹介いたします。
乗り換え検討で固定費を削減した経費項目
ぼくが実際に従来の契約を変更することで生活コストをさげることができた経費内容は次の内容になります。
光回線→WImax(ワイマックス)回線に乗り換え
au(エーユー)契約のスマートフォン→マイネオに乗り換え
☆保険
代理店契約の東京海上日動→イーデザイン損保
対面型契約の代理店契約→書面契約での代理店契約(補償内容変更)
特に通信費が高額なスマートフォン(携帯電話)はMVNOと呼ばれる格安SIM(シム)サービスに乗り換えることで大幅な固定費削減が可能になりますからぜひ検討したいものです。
ではそれぞれの項目と削減できた金額を詳しく見ていきましょう。
インターネットの固定回線光回線→WImax(ワイマックス)回線に乗り換え
自宅の固定インターネット回線は光ケーブルと光電話をセットにした契約を08年以降から使ってきていました。
月額料金は光電話の通話料金を省くと回線使用量は¥5,100となっていました。
光電話自体は携帯電話の存在もありますから解約しても良いのですが解約料金自体が発生することもあり光回線自体の乗り換えを検討しました。
でも光回線を提供するサービスや月額料金をチェックしてみると残念ながら乗り換えでコストを下げることができるような光回線の料金プランはなかなか見つけることができません。
そこで目を付けたのがUQコミュニケーションが回線元として提供するwimax(ワイマックス)です。
ワイマックスは現在いくつかの事業者がサービスを提供していて料金プランもさまざまです。
その中から比較的料金面でメリットのある「カシモワイマックス」を選び光回線の契約から乗り換えたことで通信費は¥5,100→¥3,866となり1300円の節約が可能になりました。
光電話については通話料金も発生していましたからその分の費用もカットできたので実質¥1,500ほどの節約が実現しています。
電話の利用はスマートフォンを使えば良いだけですし、Line(ライン)やフェイスブック(Facebook)のメッセンジャーアプリの通話機能を利用すれば電話代すらかかりません。
携帯電話の存在で電話回線自体が無くても特に問題はありません。
問題は光回線からワイマックス回線のインターネットの通信スピードの心配です。
契約前にワイマックスの評判を調べてみましたが確かに悪い評価も確認できました。
でもワイマックス回線が上手く機能するものであれば光回線よりもコストを抑えることができます。
そこで試しにKDDIの回線を使う格安SIMを契約しフリマサイトで購入したワイマックス端末を用意し通信品質がどれほどのものか確認しました。
その結果、通信スペック自体は満足行くものであることが分かりワイマックス回線の本契約を行なっています。
もし、ワイマックス回線自体か本当に「使えない」ものであれば端末が届いてから8日目までなら解約が可能です。
なのでダメなら解約できるという安心感がありましたが実際には問題なく通信できています。
メリット
ワイマックス業者を選ぶ必要はあるが光回線と比較して料金を安くできる。
端末が1つだけで完結するので光回線のようなケーブルがごちゃごちゃすることがない。
工事そのものがなく工事費用負担もない。
ワイマックスのデメリット
三日間で通信容量10ギガを超えると通信制限がかかると警告がある。
本体端末を窓際などの電波環境の良いところに設置する配慮が必要。
【関連記事】
ワイマックスって本当に使えるネット回線?スペックと通信品質をチャットサポートで意見を求めてみました!
【携帯電話料金】au(エーユー)契約のスマートフォン→マイネオに乗り換え
現在、家計のなかでいちばんコストが掛かっているのはもしかしたら携帯電話の存在ではないでしょうか?
30年ほど前の1980年代を過ごした男の子はだいたいみんなオートバイやクルマなんかに大金を使っていましたが今では若い人の優先事項はほとんどスマホになってますね。
もちろんこの傾向は若い人たちだけでなくいい年したおじさんやおばさまも似合わない新型アイフォンを誇らしげに持ちポケモンGOにいそしむ姿を見かけます。
(ポケモンGOに端末代金が10万円以上もする新型iPhoneが果たして必要なのか理解に苦しむ)
このように今やスマホはどれだけ必須アイテムになっているということはみんさん十分お分かりだと思います。
さてそんなスマートフォンはフツーに大手携帯キャリアさんで申し込むと本体代金以外に通信プランもセットされる料金プランを契約しなければなりません。
統計による報告ではスマホの月額料金は年々増加傾向にあると報告されていて平成27年度には9000円を超える金額が記録されています。
この9000円という数字はちょっと高いんじゃないの?と思うのですが新型のアイフォン(iPhoneXR)などが証明するように機能の充実が図られますます高額化してきています。
さて、この大手キャリアさんの携帯料金は高いけど、でもスマホは持ちたい。
そんな問題を解決するのが格安シム(sim)の存在です。
格安SIMなら自分の必要な通信容量に合わせて料金プランを選ぶ仕組みですから大手携帯キャリアさんのような高額な月額料金にはなりません。
現在ではさまざまなMVNO/格安シム会社がこのサービスを提供しています。
スマホの料金が今よりグッとオトクに!?【格安スマホはmineo】
そんな中から企業母体がしっかりしているマイネオを契約しスマホの月額料金が¥3,000代になりました。
※この金額は端末の分割代金は終了している条件となります。基本料金+通信料金とお考えください。
ぼくはこのマイネオのデータ通信プランとアイフォンの組み合わせで本来なら¥7000~¥8000ぽどの月額費用がかかる携帯料金を毎月¥3,000ほどに抑えています。
もし端末を最新のものを用意しても大手キャリアの料金プランよりは安くできるのではないでしょうか?
月々の携帯代金を見直したいのであれば格安シムはおすすめです。
メリット
何より通信容量とプランが段階的に分けられていて必要最低限の容量プランにすればかなり固定費をカットできる。
2年縛りなどの制約がないので通信スピードに満足出来なかったら解約できる。
デメリット
シムカードが手元に届き端末との連携や通信開始の設定を自分で対応しなければならない。
しかしサポートも充実しているので開通でつまずくということは先ず無いでしょう。
マニュアルもしっかりした内容になっているので不安はありません。
MVNOの会社によっては通信が混在するような時間帯に通信スピードがいちじるしく低下することがある。
そのため料金プランの内容の他にもユーザーさんのクチコミや評判も参考に格安SIMサービスを選ぶことが大切です。
【関連記事】
【格安SIM】代表的なMVNO3社のデータ通信速度を測定比較!最速データSIMカードはUQモバイルとなりました。
【自動車保険】代理店契約の東京海上日動→イーデザイン損保
ホンダの人気軽自動車「N-BOX」を対面型の保険代理店から自動車保険を契約して3年ほど経ったころ、軽にしては保険料金が高いな・・・とふと思うようになりました。
いろいろと特約も付いていたのですが年間保険料が6万円を超えていたのでもう少しカットできないかなと考えました。
そこで思い浮かんだのがネット型自動車保険です。
こちらのネット型自動車保険はテレビCMがバンバン流れていますからもうおなじみの存在です。
たくさんある保険会社のなかからイーデザインを選び別途に加入しているケガの保険と補償が重複しないようにプランをしっかり練り直しました。
そうすると以前の東京海上日動の自動車保険料金と比較して年間2万円もの費用をカットすることができたのです。
イーデザインに限らずネット型保険は新規契約については1万円引きなどの割引き特典を用意している保険会社が多く店舗型の契約から切り替えるだけでかなり安くなります。
基本の1万円引き特典から不要な契約や補償のグレードを必要な内容に変更すればさらに金額は変わります。
でも内容を確認したり把握するのが若干骨の折れる作業です。
でも一旦アタマに入れてしまえばそれほど難しい事では無いです。
メリット
補償内容をしっかり精査すれば料金を大幅にカットできる。
デメリット
契約プランを自分で組み立てる必要があり把握に時間がかかる。
このデメリットを解消するために各ネット型保険会社さんはカスタマーサービスに力を入れていて分からない事があっても確認できるような体制が取られている。
ネット型自動車保険は比較サイトでいくつかの保険会社から見積もりを提供してくれる無料サービスがあるので便利です。
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【ケガの保険】代理店契約→無店舗代理店契約(補償内容変更)
車いすに乗る身体障害の身なのでいつどこで車いすで転んでケガするか分かりませんので対面型契約の代理店からケガの保険に加入していました。
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このケガの保険には日常生活賠償特約というのが付帯されていて飼い犬が万一人に噛みついてケガをさせてしまった場合でも補償を受けられるものです。
ほかにも自転車を乗車中に人をケガさせてしまった場合にも補償されます。
この保険は当初は自分のケガの補償を目的に加入していましたが、ケガが原因で通院する機会はそれほどなく保険としての必要性は犬の万一の事故がメインになってきました。
そこで補償内容を若干変更しながら犬の事故に対応する日常生活賠償特約に加入できる保険商品を探していたところ引き受け保険会社は同じで異なる代理店から補償内容に変更を加えた商品が新しく提供されていました。
この商品は自分のケガの通院の補償は半分ほどになりますが個人賠償特約は3億円まで補償を受けることができて保険料金が¥1,300ほどカットすることが叶います。
面倒ですがいったん以前の契約を解約し、新たにこちらのケガの保険に加入しなおしています。
引き受け保険会社が同じでも代理店によって補償内容や料金プランが異なる商品が提供されていてそれぞれ保険料金の体系が違うことがあります。
このようなケースが発生しますから特に掛け捨て型の保険を契約している場合はいつ解約しても問題ないので定期的に保険を見直したほうが得策です。
新しく提供されはじめた保険内容のほうが補償内容も充実している場合もありますので2~3年おきに見直しをしてみると良いと感じました。
ここで取り上げたケガや賠償責任に関わる保険以外にも医療保険にも加入していますので場合によっては車の自動車保険とも特約内容や補償が重複するケースが発生します。
それぞれの特約に発生する保険料はわずかな金額ですが不要な補償がいくつも存在していたりすると年間の費用に置き換えるとバカになりません。
ですから、クルマの保険内容も含めて総合的に現在加入している保険の補償内容をしっかりと把握されると良いでしょう。
でも保険のプランや内容は僕たち一般の人間には少々分かりにくい部分もあって見直しも必要だけどちょっと面倒だな・・・こんな印象を持つことも確かです。
そんなときに保険の比較検討などを行なってくれるサービスです。
この保険相談はファイナンシャルプランナー(FP)といった資格を持った専門家に現在加入している保険とその補償内容を精査してもらうことが可能です。
場合によっては補償内容がより充実したプランを見つけてもらうこともあります。
保険の月額料金は決して安いものではありません。
もし病気やケガがあった場合の万一の時に役立つ保険が自分がイメージしていた補償内容では無かった・・・
なんて事も十分あり得ます。
コスト意識をしっかりと持ちながら必要な補償にサポートしている契約になっているか定期的にチェックしましょう。
その結果、無駄な経費を抑えることにも繋がります。
僕も過去に何度か保険相談サービスを利用しアドバイスを受けています。
たくさんの保険会社と膨大な商品から自分が必要とするプランをピックアップするのは大変な作業を保険見直し相談で対応してもらえるのは有難いものですから保険の見直しに役立ちます。
削減した固定費まとめ
契約の見直しや変更などで圧縮できた金額をまとめてみます。
(月額と年間の金額を記載)
光回線→ワイマックス回線
▼¥1,500
au通信契約→格安SIM【マイネオ】
▼¥4,000(48,000円)
対面型代理店契約→ネット型保険【イーデザイン】
▼¥1,882(22,590円)
対面型代理店→無店舗型代理店(JAF)
▼¥1,260(15,120円)
乗り換えによる固定費削減の合計は年間で
10万3,704円となりました。
まとめ!今後検討したい固定費削減
いかがでしたか?
ご紹介した契約の乗り換えと変更は本当に僕が実際に行ったものでウソや偽りはありません。
現在のプランを見直しことでこんなにも固定費の負担が減るのかと思うと頑張って良かったとしみじみ思います。
一つの項目がわずか月額1000円ほどの金額でも年間で計算すれば1万円ほどになるワケですから、改善の余地がある経費項目や契約が例えば3つか4つあるなら年間で4万円以上の金額を捻出することになります。
携帯料金なんかはご家族が4人のご家庭でしたら格安SIMに切り替えるとかなりの負担を減らすことが出来ることは間違いありません。
しかし、面倒なのも確かです。
そこで活用したいのが無料で利用できる比較サイトや見積もり相談のサービスです。
自動車の保険や生命保険などはこう言ったサービスが充実していますのでうまく活用すれば年間数万円の固定費削減に繋げることになります。
ぜひ検討してみてははいかがでしょうか?
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