交通違反者講習で障害者にクソ教官が言い放った驚きの言葉

交通違反による違反者講習を受講した時に起こった出来事を振り返りまとめます。

この記事で学べること!
  • 自動車やオートバイの運転は慎重に!
  • スピード違反なんてしちゃだめ!
  • 違反者講習に行くハメになるような運転は絶対ダメ!

僕はバイク事故で下半身不随の障害者になり車椅子なしでは生きていけない身体になりました。

そんな僕が交通違反で違反者講習を受けることになってしまいました。

原因はスピード違反でした。

バイク事故で障害者になったのにスピード違反を、やらかすなんてとんでもない。

不届き千万とご批判はごもっともです。

ひとりの障害者が何か重大事件を起こしたことで世の中全ての障害者が悪者にされるような事になったら死んでも償いきれません。

スピード違反で済んだだけで本当に良かったです。

事故にならなった事に感謝し、違反を起こした事について深く反省しております。

その上で本人の反省に免じてこの記事を読んで頂きたく存じます。

スピード違反で免停となり違反者講習を受ける

僕はスピード違反で免停となり違反者講習を受けることで1日だけの免停となりました。

そして違反者講習を受けるため京都府警察本部羽束師試験場にタクシーで参りました。

講習は朝から夕方までです。

学科の講義やビデオで学習し理解度テストが主な内容でした。

講習の終了間際に見たビデオの内容などは障害者の僕にとっては居た堪れない内容でした。

その内容はスピード違反で事故を起こした運転者さんが下半身不随の障害者になってしまったその後の人生を映し出す映像を見せられます。

まさにその映像の方と同じようにバイク事故で車椅子になった僕が教室の最前列で講義を受けています。

当然、講義を受けておられる他の受講者さんは映像の中の障害者の方と僕を重ねて見ることも出来たと思われます。

正直キツイなあと思わずに居れませんでしたが、でもバイク事故を起こしたのも違反者講習を受けることになったのも自分の責任です。

これは耐えねばなりません。

しかし屈辱と悲劇はビデオが終わったときでした。

ビデオが終わったときに教官が近寄ってきた

しかし問題はこのビデオを見終わり講義が終わったとホッとした時に悲劇はやってきました。

もしかしたら悲劇ではなく攻撃ですね。

ビデオが終了し、教官の先生が僕の前にツカツカとやってきました。

そして車椅子に座る僕にこう尋ねました。

そのお身体はどうされたのですか?と。

そして僕はシーンと静まり返った教室で皆さんが注目する中で答えるしかありません。

(教室はほんとにシーンと静まり返っていた・・・)

オートバイでカーブで転倒し下半身不随になりました。と。

僕の答えに対して先生はまた答えます。

そうですか身を持って経験されたのですね。

受講者さんが全員見てる前でこんな事をわざわざ言う必要ありますか?

そしてこの言葉だけを言い残し先生は教室から去って行きました。

僕は屈辱と恥ずかしさと怒りと悔しさがごちゃ混ぜになった気持ちを抱えたまま教室から逃げるように帰りました。

こんな経験があり、もう二度と交通違反になるような運転なんかするかと決意し現在に至ります。

まんまと他の受講者さんへのみせしめに利用されてしまった僕です。

見せしめに僕を活用した事で受講されていた方々に『無謀運転をしていたら最前列に車椅子の奴みたいに不幸で悲しい姿を晒して生きて行いく事になってしまうなら俺はもう危険運転はもうしない!』

なんて思わせる作戦だったのでしょう。

だとしてもあまりにも侮辱している。

障害者になった事でもう十分にツライ事を味わってきたのにまたクソ教官にみせしめに利用されて面白いはずが無い。

まあ元はと言えば違反者講習を受けることになったスピード違反をした自分が悪いのはそりゃ十分分かってます。

今思い返すと、もしかしたらクソ教官は恥ずかしい思いを僕に味わせる事で二度と違反者講習を受けることにならないようにしたかったのでは?

そう思いたいですがやっぱり今でもムカムカします!

では僕と同じ思いをしないように皆さん安全運転を心がけてください。

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4 件のコメント

  • お気持ちお察しします。
    ハイ。その講師はクソです。
    例えば死亡事故の写真など参考資料にする時でさえ、遺族の許可は必要だと思います。それを、重大な怪我をされた方ご本人の前で何の許可もなしに「みんな〜。見てごらん。」とでも言わんばかりに、堂々と無神経な言葉を言い放つ…その講師は単なるクソ人間だと思います。
    私は高校で教鞭をとって20年以上になりますが、もし、学校で同じような無神経発言をしていたら、間違いなく新聞沙汰で、懲戒処分が下ります。大大大問題です。この発言をしたら、傷付く人はいないか、この表現は適切か、などと我々、今時の教師達は考えます。交通安全協会の奴らは考えるだけの頭も心もないのでしょう。あなたの文を読んでいて私もその教官に腹がたつと同時に、こんなどうしようもない奴が人にルールだの道徳だのをのたまわっているのかと思うと、虚しくもなりました。
    とても嫌な思いをされたことと思いますが、サイドカーにまたがるあなたの晴れやかな笑顔を拝見して、「あ。こんなクソ教官よりこの人の方がよっぽど人間力のあるひとだなあ」ってつくづく思いました。
    気にせず参りましょう!
    40代 静岡在住 高校教師より

    • 静岡在住さま

      当ウェブサイトのご訪問と激励コメントをいただきありがとうございます。

      はじめまして京都府在住のヤスイと申します。

      学校の先生さまから人間力のあるとのお言葉を頂戴し恐悦至極に存じます。

      世の中、自分がどうあろうとしても嫌な奴は存在するもので、障害を持つ事で凹まされる出来事もいささか出てまいります。

      ですがその嫌な出来事やクソ人間の存在を
      帳消しにしてくださる、貴方さまのような
      愛に溢れるお方に支えられてここまでやってこれたのだと思っております。

      障害者になってしまったことは確かに不幸な出来事でしたが、人様の優しさに触れる機会を与えて下さったのもこの障害のおかげです。

      人生プラマイゼロどころかプラスばかりいただき感謝しております。

      勇気づけていただきありがとうございました。

    • ゆうさま

      はじめまして。
      記事をお読みいただきありがとうございます。
      投稿者のヤスイと申します。

      おっしゃる通り『くそ教官』に間違いありません。
      おかげさまでくそ教官の世話にならない運転を心がけるようになりました。

      ゆうさまも、もしお車やバイクでお出かけの時には気をつけてくださいね。

      閲覧いただきありがとうございました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    オートバイ事故で脊髄損傷の障害を負うことになり車いす生活を送っています。 車いすの生活は2020年現在で34年目を迎えました。 このブログはぼくの車いす人生のなかで全力で取り組んできた経験や出来事をまとめています。 どうぞよろしくお願いいたします。 プロフィールページで触れていますがぼくはギターや音楽にも長年親しんできました。 ゴリゴリの昭和世代のためにいまでもレコードプレーヤーで音楽を聴いていますが音楽関連のガジェットにも興味があり気にいったアイテムをブログでレビューしています。 30年間の脊損人生でチャレンジしてきたことをこのブログでお伝えできればと思っています。 >>>プロフィールはこちら